ヨーロッパに行く前にアイゼンでの岩登りの練習をさせて頂いてヨーロッパでかなり救われました。
不動の師匠の指摘は理路整然としていて的確でわかりやすい。
その上とても謙虚である。
トカゲか出て来たらわしは蛇は嫌いやけどトカゲはそうでも無いと急に休憩になるのでほっこりします。
しばらくつめて練習させていただこうと思います。
あれを登山靴で登る師匠はすごい。
■指摘のメモを備忘録として
自分だけがわかるようにしているのと初歩的なのも多いですが、
・二点支持になっているので安定感が悪い。
無意識のうちに早く行かないといけないという意識が働いているのか自分では三点のつもりでしたが足と手が同時に動いているとのこと。
・同じ場所を何度も登り込んで頭で考えるのではなく身体で覚える。
本番に行って暑かったり寒すぎるときには頭で考えられなくなる。
・流動分散と固定分散という考え方もある。
・ 流動分散では落ちる高さ長い時には真ん中でくくって長さを調整。固定分散になり落ちる高さが少なくなる。落石時に逃げられる範囲が狭くなる。
・まずはプルージックをつけてそのあと確保器をセット
・プルージックは必ず確保器よりも下にする
・プルージックを作る時のの結び方はテグス結びの方が良い
・懸垂時の体の向き、手の位置、ロープの位置の関係に注意する。
・クレイムハイスト(フレンチノット、ヘッドオン)は方向性がある。最後に下から上にある通す。
・懸垂下降で下に人がいてロープを落とせない時ロープを肩にかけて降りる方法もあるので修得すること。
・アイゼンでの登攀は冬前にちょっと練習して習得できるもんではない。一年を通して練習しておかないと 急に本番に行ってできない。
・登ってばかりでは楽しくないしなんのためにやっているかわからない。集中力も途切れる。たまには景色をみるとかしてリラックスする。
歩き方から懸垂下降まで基礎をしっかりと教わりました。
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