二週間空いての不動でのパーソナルアイゼントレーニング
平日だったので上でマルチピッチの練習をやっている人はだれもおらずプライベートゲレンデでした。
左に一本抜けて行ったあとはトップロープでテラスまでの往復を5、6本やりました。
体が岩に張り付いてしまって腕をバンザイしてしまい伸びきってしまう癖が治すために徹底的にフォームを見直すという練習をしました。
師匠曰くゲレンデでなんども同じコースを登ってフォームや手順を覚えこませることは野球の素振りと同じ。
素振りをしてフォームを身につけないと本番でのホームランも打てない。
別の山岳会の人の話を聞いているとええからとりあえず登ってこいというスパルタな感じのトレーニングが多いけど師匠はフォームに徹底的にこだわる。
アルパインをする場合はうまく登ると言われるよりも美しい登り方と言われるのを目指せとのこと。
・アイゼンを決める時は丁寧に置く。
・靴底は地面と水平にする。立てすぎたりすると穴を削って滑ってしまうことがある。
・腰を岩に近づけて上半身を岩から離す。
下手な人は下から見るとお尻しか見えないが上手な人は背中が見える。
・膝を壁に押し当てることで安定しテコの原理のようにすれば次の足が上がりやすくなる。
・岩から体が離れないとスタンスも見つからなくなり上半身を使って疲れがたまる悪循環に陥る。
トップロープで同じコースをゆっくり丁寧になんども登ることで安定する姿勢が徐々に分かって来た。
こうやって落ち着いて登れる環境を与えてもらえる師匠に感謝。
帰りは今年の慰労会の鍋の準備を買って帰りました。
明日も楽しく岩登って宴会して帰りましょう。
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