2016年8月17日水曜日

白馬岳の計画

白馬岳の計画

8/20(土)

20:00 大阪発
2:00 白馬八方尾根の駐車場
http://www.japanesealps.net/north/access/sarukura.html

6:00 白馬八方バスターミナルから猿倉までバス
http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/

6:22 猿倉着

時刻表(2016年4月29日~5月8日の毎日、7月9日~8月28日の毎日、9月3日~10月10日の土日祝日)















(1日目)
 7:15猿倉-8:10白馬尻小屋-8:40雪渓下-9:25雪渓上-10:30葱平-11:45村営白馬尻頂上山荘(軽食)-
 12:55白馬岳頂上-14:20杓子岳分岐-15:30鑓ヶ岳-16:20天狗山荘着

8/21(日)


(2日目)
 5:20天狗山荘発-6:35不帰キレット-6:55不帰1峰-7:45不帰2峰北峰-8:12不帰2峰南峰-8:35不帰3峰-
 8:55唐松岳9:30-9:45唐松岳頂上山荘-10:55八方池-11:30八方池山荘-12:00ゴンドラ山麓


2016年8月14日日曜日

天気予報の見方

知っておきたい天気予報ツール

気象庁

トップページ

http://www.jma.go.jp/jma/

週間天気

http://www.jma.go.jp/jp/week/

ヤマテン「山の天気予報」

トップページ

https://i.yamatenki.co.jp/

ウェザーニュース

http://weathernews.jp/index.html


北海道放送の専門天気図

高層天気図などがあり登山、気象予報士に必要な情報が多く入手出来る。
http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html

Yamakei Online

いろいろな山小屋の情報が収集されている。
http://www.yamakei-online.com/mt_info/


天気予報の時間

5時、11時、17時が気象庁が天気予報を発表する時刻


Yamakei Online

2016年登りたい山 計画修正

正月にたてた登りたい山のリストの計画を更新する。

http://hokkoyocht.blogspot.jp/2016/01/blog-post_1.html

8/20(土),21(日),22(月) 白峰三山縦走
8/26(金),27(土),28(日)白馬三山縦走
9/2(金)〜9/4(日)鹿島槍ヶ岳
9/17(土)〜9/19(月)戸隠山
9/22(木)〜9/25(日)屋久島
10/8(土)〜10/10(月) 大峯奥駈道 吉野〜八経ヶ岳



未定
・黒部五郎岳〜双六岳 2泊3日
1日目
 折立〜薬師峠
2日目
 黒部五郎岳〜黒部五郎小舎
3日目
 双六岳〜鏡平〜新穂高温泉

・雲の平 3泊4日
1日目
 折立〜薬師峠
2日目
 雲の平
3日目
 三俣蓮華岳〜双六小屋
4日目
 新穂高温泉

・仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳 1泊2日
1日目
 北沢峠〜仙丈ヶ岳〜長衛小屋
2日目
 甲斐駒ケ岳〜北沢峠

・南アルプス 聖岳と赤石岳 2泊3日
1日目
 椹島〜聖平小屋
2日目
 聖岳〜百間洞
3日目
 赤石岳〜椹島

・北アルプス 燕岳と常念岳 3泊4日
1日目
 中房・燕岳登山口〜燕岳〜燕山荘
2日目
 大天井岳〜常念小屋
3日目
 常念小屋〜常念岳〜蝶が岳〜蝶が岳ヒュッテ
4日目
 徳沢〜上高地

・八ヶ岳 硫黄岳と赤岳
1日目
 美濃戸口〜赤岳鉱泉
2日目
 硫黄岳〜横岳〜赤岳〜美濃戸口

・中央アルプス 木曽駒ヶ岳と宝剣山 1泊2日
1日目
 千畳敷駅〜木曽駒ヶ岳〜駒ヶ岳頂上山頂
2日目
 宝剣山〜千畳敷駅

・北アルプス 扇沢〜鹿島槍ヶ岳 2泊3日
1日目
 扇沢〜柏原新道登山口〜種池山荘
2日目
 爺ヵ岳〜鹿島槍ヶ岳〜冷池山荘
3日目
 爺ヵ岳〜扇沢

2016年8月11日木曜日

白峰三山縦走の筈が、、バスが来ず間ノ岳ピストン

今週末は初めて南アルプスで白峰三山を縦走の予定でした。




しかし5時台のバスに乗ろうと駐車場前のバス停に行くとなぜかバス停ではなく駐車場に行列が
前日までの台風で林道が通行止めになっておりその解除まではバスもタクシーも走らないのでみんな解除したらすぐに乗り合いタクシーに乗るための行列らしい

こんなに晴れてるのに
想定外の事態

タクシーの運転手さん曰く、
「パトロールも終わってるけど、解除には役所の上司の押印が居るのでいつも解除は早くても9時だよ〜。僕らでは何とも出来なんだよ。」

この時代に紙と印鑑?なんと前時代的な仕事の進め方!
何処の世界にも現場を見ずにスタンプリレーを増やして自分の仕事を作る人って居るもんだなぁ
メールでパトロールした写真を送って承認したらええだけの話しちゃうの?

結局上司が出勤したと思われる9時に通行止め解除

順番でタクシーで登山口までさばいて結局登り始めは11時で縦走はあきらめて北岳から間ノ岳のピストン

肩の小屋から北岳行ってそれから間ノ岳ピストンして今日は白根御池小屋

でも登山自体は満足

天気予報は曇りでしたけど下はガスってますが稜線はずっと天気良かったです

北アルプスに比べて奥深い南アルプス。
今度は荒川三山に行こうと思う。



しかし肩の小屋の3000m付近のテントはキツかった。
もともと想定してなかったところなのでちゃんと調べずにテントを稜線の西側に張ったらビュンビュン風が当たってインナーとアウターシェルを着込んでも凍えて、さらにカッパまで来たけど寒さでなかなか寝れずに低体温性一歩手前でした。

大阪に帰ってアイス食ってる今とは大違いです。



元々はこんな予定




コース概要

1日目:芦安駐車場から広河原(約1時間)

    5:15(土日)
    5:50(平日)
    
    広河原(120分)二俣(120)八本歯のコル(60)北岳山荘

    12:00 北岳山荘到着

2日目:北岳山荘(60)北岳山頂(40)北岳山荘(40)中白根山(60)
    間ノ岳(60)農鳥小屋(40)西農鳥岳(40)農鳥岳(40)
    大門沢下降点(140)大門沢小屋

    5:00 出発
    14:00 大門沢小屋到着

3日目:大門沢小屋(90)大きな岩(50)広河原庵(30)
    奈良田第一発電所(15)駐車場

    7:00 大門沢小屋 出発
   10:00 奈良田   到着

    奈良田温泉
    https://retrip.jp/articles/14592/


    奈良田       広河原
    13:30(土日) 14:15
    15:30(平日) 16:15

    広河原       芦安駐車場
    14:30(土日) 15:28
    16:40(平日) 17:38

交通情報

芦安駐車場から広河原


休日・夏期用 7/16~8/21の毎日・7/1~7/15と8/22~11/9の土休日 運行

甲府駅竜王桃の木
温泉
市営
芦安駐車場
夜叉神峠
登山口
広河原広河原夜叉神峠
登山口
市営
芦安駐車場
桃の木
温泉
竜王甲府駅
・・・・・・・・・5:155:326:138:008:418:589:009:049:409:55
4:354:505:265:305:476:2810:2011:0111:1811:2011:2412:0012:15
7:007:157:517:558:128:53▽ 12:4513:2613:4313:4514:2014:35
9:009:159:519:5510:1210:5314:3015:1115:2815:3015:3416:1016:25
10:0010:1510:5110:5511:1211:5315:1015:5116:0816:1016:1416:5017:05
■ 11:0011:1511:5111:5512:1212:53▽ 16:4017:2117:3817:40 →18:1518:30
12:0012:1512:5112:5513:1213:53
14:0014:1514:5114:5515:1215:53
 ■印 7/16~8/21の間運行  ▽印 金山沢経由便 

平日用 6/25~6/30の毎日・7/1~7/15と8/22~11/9の平日

甲府駅竜王桃の木
温泉
市営
芦安駐車場
夜叉神峠
登山口
広河原広河原夜叉神峠
登山口
市営
芦安駐車場
桃の木
温泉
竜王甲府駅
・・・・・・・・・5:506:076:4810:1510:5611:1311:1511:1911:5512:10
9:009:159:519:5510:1210:53▽ 12:0012:4112:5813:0013:3513:50
10:1510:3011:0611:1511:3212:1314:0014:4114:5815:0015:0415:4015:55
12:0012:1512:5113:0013:1713:58▽ 16:4017:2117:3817:4018:1518:30
 ▽印 金山沢経由便


奈良田から広河原


休日・夏期用 7/16~8/21の毎日・7/1~7/15と8/22~11/9の土休日 運行

奈良田奈良田
駐車場
第 一
発電所
あるき沢橋 広河原広河原あるき沢橋 第 一
発電所
奈良田
駐車場
奈良田
 5:30 5:325:366:036:158:008:128:398:438:45
 9:009:029:069:339:4511:1011:22 11:49 11:5311:55
 13:3013:3213:3614:0314:1514:0014:1214:3914:4314:45
15:2015:2215:2615:5316:0516:4016:5217:1917:2317:25
平日用 6/25~6/30の毎日・7/1~7/15と8/22~11/9の平日 運行

奈良田奈良田
駐車場
第 一
発電所
あるき沢
広河原広河原あるき沢
第 一
発電所
奈良田
駐車場
奈良田
 8:058:078:118:388:507:107:22 7:49 7:537:55
 15:3015:3215:3616:0316:1514:3014:4215:0915:1315:15

山小屋情報


北岳山荘
 http://yama-goya.jp/minami-alps/minamialps-north/kitadakesanso.html

大門沢小屋
http://www.daimonzawa.com/


参考サイト

http://www.kojitusanso.jp/otonajoshi/tozan-report/detail/?fm=7215


山行計画集


2018年
4月 又兵衛桜
4月 剣山
4月 若狭青葉山
5月 再度山
5月 烏ケ山と三鈷峰(大山)
5月 高島トレイル百里ケ岳


2017年
1月 上高地


2016

8月 四万十川
9月 聖岳&赤石岳
10月 御嶽山
11月 三上山
11月 リトル比良
3月 取立山
3月 藤原岳





屋久島テント泊準備

日程

9/21(水) 11/2(水)


20:05 難波OCAT ¥12,400














9/22(木) 11/3(木)

8:42 鹿児島 高速船ターミナル



9/22(木)10:20 〜13:05 トッピー
11/3(木)10:00 〜12:45 トッピー
往復 ¥15,000

 夏ダイヤ(〜9/19) 鹿児島(出発地)→ 屋久島(到着地)
便名出発時間到着時間備考
11107:3010:10種経由/宮之浦
11207:4509:45指経由/宮之浦
12309:1011:45種経由/宮之浦
11410:2013:05種経由/安房
11512:0013:50宮之浦
11713:2015:10宮之浦
11816:0018:30種経由/安房

 冬ダイヤ(9/20〜)鹿児島(出発地)→ 屋久島(到着地)
便名出発時間到着時間備考
11107:3010:10種経由/宮之浦
11207:4509:45指経由/宮之浦
11410:0012:45種経由/安房
11512:0013:50宮之浦
11713:2015:10宮之浦
11815:0017:30種経由/安房

バス
安房港〜紀元杉 13:31〜14:32








紀元杉〜淀川小屋 16:00着


9/23(金) 11/4(金)


2日目
淀川小屋〜新高塚小屋


9/24(土) 11/5(土)

新高塚小屋〜白谷雲水峡

宮之浦〜白谷雲水峡
11:40〜12:15







9/25(日) 11/6(日)

ユースホステル

レンタサイクル 島1周


9/26(月) 11/7(月)

帰宅

夏ダイヤ(〜9/19)
 屋久島(出発地)→ 鹿児島(到着地)
便名出発時間到着時間備考
12107:0009:35安房/種経由
11210:0012:45宮之浦/種経由
11110:4512:35宮之浦
12312:0014:40宮之浦/種経由
11413:3015:30安房
11516:0018:40宮之浦/種経由
11717:0019:05宮之浦/指経由

冬ダイヤ(9/20〜)
 屋久島(出発地)→ 鹿児島(到着地)
便名出発時間到着時間備考
12107:0009:35安房/種経由
11210:0012:45宮之浦/種経由
11110:4512:35宮之浦
11413:3015:30安房
11515:4018:20宮之浦/種経由
11716:0018:05宮之浦/指経由



白谷山荘 16:00





交通情報


バス
http://idou.me/search/bus/kagoshima/osaka/next_month21

https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/campaign/s-hayatoku/

トッピー
https://www.tykousoku.jp/fare_time/kagoshima_yakushima.html


フェリー
http://ferryyakusima2.com/timetable.html

屋久島内の交通


http://tozanguchi.net/jomonsugi-miyanouradake-arakawa/

テント泊コース参考

観光案内
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/exploration/climb/climb-course/
登山マップ
http://yakukan.jp/doc/pdf/tozancourse.pdf


淀川登山口〜荒川登山口



http://www.yakushima-guide.com/mountain/s_juso.html

ヤマレコ参考

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-878887.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-935118.html







2016年8月10日水曜日

TNI ハイポリッシュフロアポンプの使用感



いつもタイヤの空気の入れ方が甘いと言われるので実際のところどうなのかとパナレーサーのデジタルゲージを買って計ってみました





パナレーサーデュアルヘッドデジタルゲージ



今まで七気圧入れてたと思ってたら実際は三弱だったということがわかり脱力

でデジタルゲージで確認しながら本当の七気圧まで入れようとするとパワー不足で全然はいらず体重を思いっきりかけて数十分。疲れて気を失いそうになりました
残念ながら今の空気入れはお蔵入りです。
デザインは気に入ってましたが残念です。
パナレーサーさんもう少し頑張ってよね。


TNI ハイポリッシュフロアポンプ
 

こんな感じで楽に7気圧まで入れられます。
デザインもカッコいいし、取り付けも凄いしやすいです。




http://fotopota.sakuraweb.com/archives/2014/10/tni.html

西穂高〜奥穂高縦走指南

2016年8月6日(土) 

ずっと憧れていた北アルプスの中でも一番の難コースにとうとう行って来ました。

大小の多くのピークの連続
梯子なく鎖も最小限に押さえられていて8時間以上歩き続けることが出来る体力と十分な岩稜歩きのスキルが必要となる北アルプス最後の原始コース


その準備で得られた情報や知識をメモしておきます。

宿泊情報


本当は山小屋は好きではないのですが荷物を軽くするために今回泊まりました。

西穂山荘  0263-36-7052
奥穂高山荘 090-7869-0045

それぞれ狭さと加齢臭と蒸し暑さ、韓国人観光客の大声といびきに苦しみました。
ツェルトを持って来て外で寝ても良かったかなぁ。。
スピードと軽さ重視なのでやむを得ないか、、

日の出日の入り

4:56〜18:56

3:00起床で3:45出発でした。
奥穂高岳に到着したのは12:00くらいになりました。

遭難情報

ここのところ最近西穂高や前穂高の滑落事故が続いていたのでどこで事故が起こっているのかを事前に調査しました。
ロバの耳やウマノセなどの核心部よりは名も無い尾根や登りで事故は発生しているようです。
県警や山のお仕事に関連している方のHPは役に立ちます。

長野県警

岐阜県遭難対策協議会

事前情報収集

インターネットの情報で一般の方のブログは一切当てにしませんでした。
簡単、死ぬかと思ったなどの個人の主観によるものが多いためです。
またどの程度のスキルの方が書いたものなのかによって自分に合う内容なのか判断がつきませんでした。

よって下記の2つの書籍を買って参考にしました。
特にDVDは毎日の通勤時間に見てコースタイムや足跡のイメージを頭に焼き付けるくらいまで繰り返し見ました。




ソロかパーティか?




私はソロで登りました。
可能ならパーティーで行きたかったですが同レベルである山仲間が居なかったのと他人の命を預かるという勇気が持てなかったということもあります。
夏山で西穂高でアイザイレンしているパワーのなさそうな人たちを見かけたことがありますが、本当に他人を救えるのか?全員巻き込まれてしまうのではと疑問に思ってしまうときがあります。

注意点

アドバイス出来る立場かどうか分かりませんが参考になればと思います。

・滑落しないようにとにかくずっと三点支持を保つ。
 下りは垂直にして伸び切ったり、おしりを付けたり足を突っ張ると危険
 三点支持、おしり、膝をつかない

 鎖に全体重をかけない

 腕でしゃがみついたり伸び切ると手が疲れてしまい足が浮いて危険
 またルートも見えにくくなる

 高さはありますが、怖がって身体を斜面に近づけると滑るので、怖がらず離すこと。

 ザックは可能な限り軽くする。

・服装
 服装は天候に応じて早めに変更する。
 夏でも尾根上で風が吹くと寒いので薄いアウターはあった方がよい。
 早朝や台風が近づいていると風は冷たく強いです。

・ルートファインディングを確実に

 ペンキマークを確認する。基本尾根の○印探しです。
 巻道を見落とすと滑落に繋がり危ない。
 道の途中で数カ所発見しにくい場所がありました。
 まよったら最後に見つけた位置まで一旦戻る。

・エスケーブルート・テント場
 天狗のコルから岳沢にエスケープ可能なようですが、
 コルの下部に雪が残っていると危険なため注意のようです。
 (実際に行っていないのでごめんなさい。)

 テント場になりそうなところは三箇所ほどあったように思います。

・落石

 週末は人も多く特に人口落石に注意。

 ジャンダルム付近は奥穂からデポして気軽にやってくる初心者が多く特に危険。
 上記ビデオでは飛騨側に巻いてその後信州側に行く巻道が安全と言われていたが
 巻道故に上から結構でかい石が落ちていた。
 また初心者だからなのか自分が落としても「落」と叫ばない人も居た。
 またロバの耳の手前の急な登りも落石が発生しやすい。

 岩は水平に抜けやすいので上から押さえる。
 またどれだけ注意しても発生するので後続の方に少し間を空けてほしいと正直に
 伝えた方が良い。
 べったり付かれると歩きづらいし、自分が加害者になる方が辛い。

・栄養補給
 この稜線歩きは集中力がとても重要だと思います。
 ぼーっとして思考力が落ちたり足がふらついてつまづくなどが危険。

 水分補給は十分に準備しておく。
 さらに水だけではなくスポーツドリンクや梅干しなどクエン酸や塩分の
 補給が出来るものがあった方が良い。
 私はサイズもコンパクトなソルティライチのパウチを3つほど
 リュックに入れておきました。
 暑いタイの飲み物らしく一気にリフレッシュ出来ます。

   


・日頃のトレーニング

 これは重要。付け焼き刃で渡れるようなコースではない。 
 私は週5回トレーニングジムで
 スクワット・ランジ・レッグカール・レッグエクステンションを実施。
 ただまだまだ登りになると速度が落ちるので、
 内転筋と歩荷もやっておけば良かったかなという感じです。

 また事前に前穂高に行くなどして岩稜歩きのトレーニングも実施しました。

エスケープが無いため体調、装備に不安があれば諦める勇気が大事
 天候変化 夏山は特に雷に注意


コース途中のメモ

西穂下り

ハイマツのある岩稜を少し下ると最初の難関の急な下り
安定、脆い、滑るなど岩の性質を見極める

その後岳沢側に下りトラバース、長い鎖場
鎖場では全体重をかけない
一歩一歩確実に特にザックが大きいときは気をつける


傾斜がキツイので気を付けてルートファインディングしながら
鎖のあるところが正しい道とは限らない

その後間ノ岳まで5つのピーク
間ノ岳が見えるようになる

間ノ岳手前の登り

赤茶けた脆い岩場
風化の激しいルンゼ状岩を登る
脆い岩場
落石多い
上部からの落石に 注意し、自分でも落とさない

間ノ岳 


2907m

アイノダケと書いた大きい石があるので見逃さないこと。

ここから 天狗の尾根が見える


間天のコルへの下り
信州側に切れ落ちた長い下り
三点支持を守って降りやすい道を探す

間天のコル

天狗の頭への登り

滑りやすい逆層のスラブ状の登り
緊張の連続で精神的に疲れているので慎重に
岩溝やステップを探す
最上部はステップが大きく登りにくい

天狗の頭

天候判断と今後の予測
ダメな場合は天狗のコルでエスケープを検討



天狗のコル手前

鎖のある50mの下り
三点支持を守って慎重に
ルートが狭く落石があるので一人ずつ
特に最後は崩落しているのでペンキマークを探し的確にフォールドを探すこと。



天狗のコル

ほぼ中間地点
エスケープ可能 岳沢まで1時間半
雪渓が残っていると危険
奥穂高までは3時間半





約1時間 高低差300m
一番厳しい登り 畳岩尾根を過ぎてコブ尾根へ

体力、コンディションを万全に
岩稜歩きが気持ちいい

コブ尾根の頭

鎖場の最後に狭い尾根







手で岩をホールド。両足の重心を真ん中に

しばらく信州側を歩く
岩稜の尾根に出る手前では風に注意


雷被害も圧倒的に尾根が多い

広場で一息入れながら
ここからジャンダルム望む
その右からは奥穂高が望める

ジャンダルム 

3163m 



分岐右が奥穂高 1時間半
岩棚の道 滑落に充分な注意必要
左がジャンダルム 約15分

分岐からのルートが安全
ロバの耳側の直登ルートには行かないこと

フランス語で衛兵の意味を持つジャンダルム



ジャンダルム直下の切れ落ちたトラバース
その後リッジ状の下り


ここからがこのルートの核心部

ロバの耳の登り

急傾斜 雨に注意
最後の一枚岩は手がかり、足がかりが少ないため注意

ロバの耳下

飛騨側に切れ落ちた垂直にも見える下り
最後が難関
切れ落ちた長い下りに注意

自分の降りるルートをしっかり確認する
手足のホールドは細かく少しずつ重心を移動
特に危ないところは浮石かどうか確かめながら
体重移動は小さく

馬の背への登り

見た目より登りやすいが落石に注意
前に書いたように一人ずつ登った方が無難

馬の背






縦走路のクライマックス

痩せた尾根
強風時注意
 20m
三点支持を守って
リッジは狭いがホールドは探しやすい

最初は緩やかだがだんだん傾斜が厳しくなる

ナイフリッジの中央をしばらく通り
上部からは信州側に出る。この信州側のステップが下が丸見えでかなり怖い。

細心の注意で滑落に注意


馬の背を超えると奥穂までなだらかな道
バックにはジャンダルムやロバの耳
大きなケルンに囲まれた日本第三の頂











成功した後はプライスレスな充実感が味わえます。
奥穂から見る縦走コースは格別でした。