2018年1月28日日曜日

2018/01/28(日) 第16回岩トレ 不動岩 東壁 アイゼントレ

しばらくあぶみしてたのですが今日はひさびさに不動岩でのアイゼントレ




寒波で朝は−2度帰りは5度くらい。
朝道路はパリパリに凍ってました。



朝は晴れ間もありましたが午後からは雪でだんだんと岩が湿ってきました。
なので13:30くらいまではアイゼンでのトップロープでの練習を繰り返す。



今日からはザックと手袋をしながらより実戦に近いアイゼントレを開始
素手と違って手袋だと手のかかりが悪かったり手袋が手からずれたりする。
その上ザックの重みがあるのでコアが鍛えらてないとバランスを崩しやすい。



今日は我々以外は労山の山岳会の方3名がマルチピッチの練習をされてましたがほぼは貸切でした。

下にはたくさんフリーの人たちが居たが静かな東壁はやっぱりいい。

手袋やザックに慣れるためテラスまでのコースを8本繰り返しやりました。
最初は手袋に慣れずに怖かったがだんだんと慣れてきてスピードが上がってきた。

できるだけ低い位置に手を置いてアイゼンをかけて可能な限り手に頼らないで行くことを心がけた。

必ずしも2本ともフィックスできないので一本でバランスとって立つことも考えなさいとのこと。

8本もやると後半は体が疲れてきて雑な登り方になってくる。

そのためステップが大きくなりアイゼンがかからないうちに力を入れてすべり落ちて膝を打ってしまった。

その痛みのせいで踏ん張りがきかなくなり逆に歩幅を小さくしてステップを確実に取れるように

怪我の功名とはこのことか



その後は事故脱出について教えてもらう。



我々は対物ビレーでやっているのでこんな感じでカラビナに一度通して結び目を作る。
最後は外れないようにカラビナで輪っかを通して固定。




セルフはメインで取るようにすること。
デイジーなどで取るとデイジーと落ちたメインで引っ張りあわれるので脱出しにくい。

その他
ハーケンの説明等
縦型、横型、波型とある。
波型が外れにくい。

今度練習するから波型のを買ってきてとのこと。








 


2018年1月21日日曜日

2018/01/21  第15回岩トレ 百丈岩 ロウソク岩 ダイレクトルート 人工登攀あぶみ

今日は初めての百丈岩ロウソク岩のダイレクトルートであぶみ



朝はすごい霧でした。

最近の寒波ほどではなかったけどひんやり
朝は1度、昼は5度くらい



道場には人が多かったものの百丈には我々以外誰もいなかった。
みんな不動か烏帽子に行っているようです。

ギャラリーが居ないところで自分たちだけで黙々とやるのがのがアルパイン

と塾長のお言葉

先週の不動はフリーの2人組がギャーギャー耳障りだったが今日は静かに登れました。



今日は正面ダイレクトルート



塾長がリボルトされたコースです。
落ちたハーケンが転がってました。

こんなにサビサビになってるんですね。
リボルトしていただいたおかげで安心して登れます。




取り付き付近のペツェル
誰が打ったのかわからないけどクライマーが落ちる方向にビレーヤーが居ることになり危険なのでこれは使わずに木の根っこにてセルフビレーをとる。



ボディビレーではなく対物ビレーで

木の根っこの場合はこのような感じ



合計3ピッチ

1ピッチのフォローでのクライミング前
麓から撮影

あぶみなのでヌンチャクの数がむちゃくちゃ多い。

しかしえらいところ登って行きますね。

2ピッチの終了地点
ものすごい高度感でした。




ビレーポイントでは塾長が色々と教えてくれる。
セルフもバックアップをいくつもとってくれてもっとも安全な方法をとる。
まだまだひよっこの自分でも安心して登らせてもらえる。

リュックや食事用のコンビニ袋もすべてセルフビレーすること。

3ピッチ目はだいぶハングしてました。
ここにあぶみをかけて乗り越すのはかなり勇気が入ります。
塾長が最近かけてくれた新しいボルトなので安心して登れます。

しかしここをファーストであぶみで登っていく塾長はすごいの一言です。

毎度のことですが「すごい」以外の言葉が浮かびません。




最後の方は気絶しそうなくらい高くて我に返ると力が抜けて精神的にしんどかったけど登り切った後は感無量でした。

今日はファイト千発!くらいふんばった。

山の神さまありがとうございました。




KONGのフィフィがそこそこ重たくてかけやすいとのこと。
次買う時はこれ買おう。

 


◆今日の教訓


山には感謝
山にはかならず所有者が居てそこを使わせてもらっていることを忘れずに

クライマーは品格や人間力が大事やなぁと思った次第でした。




◆塾長のお言葉

やまびこの家の玄関先にやぐらがあります。

その右に5m程の岩があります。みんなレスキューで使っていますが、以前に比べて電気ドリルで開けたペツルのピンが増えていますし、また前までなかった大きなチェーンがぶら下がっています。

山は誰かが所有されています。特に庭先にあたります。
誰だって自分の敷地の中で騒いだり、庭石みたいなところにドリルで穴を開けられたりしたらいい気持ちはしない。
もともとは、やまびこの先代のおじいさんが練習するために、遠くの山へ行っても怪我しないように練習する場所として開放してくれたもの。

いつも「怪我したらアカンでー」「怪我しいなーやー」といって塾長が若いときかわいがってもらっていたとのこと

そんなおじいさんの気持ちを組んで今もやまびこの見守っていててくれています。そんな気持ちを踏みにじってはいけません。練習するにも、講習するにも一言の挨拶もだいじかなーと思います。
例えば、烏帽子でもやはり山の持ち主はいます。富士チタンの会社の前の大西商店さんです。
50年近くほとんど毎週のように通い続けた岩場ですが、あちこちペツェルが打たれていまは下から眺めるだけで、気が狂いそうになります。


2018年1月14日日曜日

2018/01/14  第14回岩トレ 不動東壁とあぶみの作成

今日は今年初めての不動でのアイゼン練習

最近はあぶみばかりで久々のアイゼンでした。

最近の寒波でむちゃくちゃ寒い。
大阪市内ですでに車の窓が凍ってた。
六甲山も雪景色でした。



1本目 中央テラスから左にトラバースして上に抜ける
2本目、3本目 左のスラブ

豊中労山の方々とフリーの一組みが練習されてました。
 
寒くて手がかじかんだのと前回の山行で最後に氷の上でこけて手首を痛めてたのでアイゼンでしっかりスタンスを決めて登らないとガリという嫌な音を立てて滑り落ちてしまう。

前回はまあまあいい感じで登れたが今日はダメな感じの登り方になっていた。



左のトラバースの直後の岩がだいぶ浮いてきているとのことで危険の印をつけられてました。
触るだけでも結構ガタッとずれてました。
知らなかったら普通に力をかけて登って行くので落石の危険がありました。
塾長もこのマークをつけれてホッとされてました。

不動で2、3年前にもどこかの山岳会の女性が落石で頭を数十針縫う怪我をしたとのこと。

ヘルメットしても突端に正面から当たるとヘルメットも割れてしまう。
少しでもずれたら流す方向に力を分散してくれる。



それもあって今日は打音検査のやり方やボルトの抜けがないかをハンマーで確認する方法を教えてもらいました。



あとこんなカラビナの付け方はボルトを抜く方向にてこの力がかかるのでNG



スリングを使って抜ける方向にテンションがかからないように

その後はあぶみの作成
不動のかぶった岩場で作成

家で作っても踏んだらずれるので外で調整しながら作った方がよい。



ひとつサンプルを作ってあとはそれと同じ長さで作成




市販ではなく自分で作った方がステップの位置を調整できたりするのでよい。




材料は7mmのザイルとカラビナ、あぶみプレート、百均のベルトです。






あと今日は10mmのザイルを使用。



最近のザイルは細くなりすぎて岩石で切れやすい。

太い方が安全には倒れる。
ただし軽さは犠牲になる。




石井スポーツで50mで15,000円
売れ筋は8mm前半ですが2万円以上する。




ザイルが太くなってATCで出しにくい時はビエンテという方法もある。





 




◆今日の教訓

 安全に関する知識は亡くなった人から教えてもらえると思わないといかんとのこと。
 せっかく教訓を教えてもらっているのだから無駄にしてはいかん。









2018年1月8日月曜日

2018/01/05-8 大菩薩嶺 山小屋泊 やまめし修行



大阪からだと南アルプスや八ヶ岳よりもさらに奥
ほぼ関東圏ですが百名山の大菩薩嶺に来ました

あわよくば雪山トレーニングのつもりでしたが雪は無くて秋山のような格好で登れました


奈良の大峰山系の方が雪は多いかも

今回の山行で一番印象的だったのは丸川荘

富士山がとても綺麗に見える山小屋です。




発電機などはありません。

ランプの灯りでご飯を食べて、薪ストーブであったまり、携帯の電波も届きにくく外に出ないとメールやラインもできません。



比較的人の多い百名山の大菩薩嶺のどちらかと言えばマイナールートですがこんな山小屋がまだ残ってるんですねー



なぜか大阪方面からの宿泊客が多いそうで年末もとある山岳会の貸切だったそうです

最初に山小屋に着いた時はその見た目から農鳥小屋のようなところを想像したのですが宿のご主人さんがとても良い人たちでまた来たいと思う山小屋でした。  



富士山がとても綺麗。
高圧電線は名古屋モーターカーもといリニアモーターカー用の高圧線だそうです。
景観ぶち壊しですね。



それと今回はやまめしの師匠に色々とご指導いただいてレシピを考えてみました。
やはりご飯が美味しいと山行も楽しくなる。


いままでアルファ米、カップラーメンの連続だったのですが、今回のレシピはアルファ米も一回だけでそれも麻婆春雨丼にしたのでかなり改善されました。

また鍋キューブとか新たな試みもよかった。

今回は山小屋だったんですが今後はテント泊の時の軽量化をどうするかが課題ですね

◆師匠のアドバイス
  • 必ず持って行く調味料は、塩、オリーブ油、ゴマ油、ドライガーリック、鷹の爪、ドライバジル、柚子胡椒(携帯パック)、カレールウ… 
  • 麻婆春雨とか、外の包装が嵩張るやつは出して行くと良い。軽量化と、出した後でゴミを処理できるよう色んな食材をビニールに入れたりジップにしたり考えてパッキング
  • アルファ米の空袋はスーパーゴミ袋に早変わり。思いっきりゴミを圧縮して入れられます。

まだまだ修行が足りんなぁ、、

  

1月7日

◆鶏出汁鍋



・豚肉、鶏肉 500g 
・キャベツ 1/4
・もやし 1パック
・ニラ 0.5束
・棒ラーメン 
・鍋キューブの鳥だしうま塩味

副菜 りんご

鳥だしうま塩味はなかなかうまい。
初日に鍋を食べて精がつきました。


1月8日

朝E  カレーうどん

うどん 3袋
きのこ 0.5袋
仙台麩(ルウ入れる前
うどんスープにカレールウ(砕いてあるやつ)を適量入れる。




小さな鍋にうどんを一気に入れすぎたためお団子のようになってしまい失敗。

夕E 

◆餃子鍋

http://yamameshi.doorblog.jp/archives/1703760.html

・餃子(またはワンタン)
・キャベツ 1/4
・ニラ 0.5
・棒ラーメン 2束 
・鍋キューブの鳥だしうま塩味

副菜 りんご




ワンタンは軽いけど味が濃くてビールが進む。それに体があったまる。冬はやっぱり鍋がいい。
ワンタンは日持ちもするから2日目以降に鍋をするにはちょうどいい。

1月9日 

朝S(ボッカH)

◆麻婆春雨とご飯

麻婆春雨 3袋
アルファ米 3人前
インスタント味噌汁 3袋


麻婆春雨で味気ないアルファ米がおいしく食べれます。





■参考までに山行日程

1月5日 21:20 大阪阿部野橋 = 21:40 OCATバスターミナル =(高速バス甲府行)= 車中泊 1月6日 = 06:52 甲府 06:57=(塩山行)= 7:17 塩山 7:35 =(大菩薩登山口行バス)= 8:02 大菩 薩登山口
1月8日 15:03 大菩薩の湯 =(塩山駅行バス)= 15:27 塩山 15:49 =(小淵沢行)= 16:58 小淵沢 17:02 =(あずさ21)= 17:37 塩尻 18:03 =(しなの22)= 20:05 名古屋 - 近鉄名古屋 20:30 = (難波行特急)= 22:16 大和八木



1月6日
08:30 大菩薩峠登山口 - 09:07 丸川峠入口 - 09:37 林道終点 - 11:52 丸川峠(泊) 丸山荘到着後、近辺でトレーニング

1月7日
08:00 丸川峠 - 10:00 大菩薩嶺 - 10:15 雷岩 10:45 - 11:00 大菩薩嶺 - 12:30 丸川 峠(泊)
丸山荘帰着後、近辺でトレーニング

1月8日
09:00 丸川峠 - 10:30 林道終点 - 10:52 丸川峠入口 - 11:22 大菩薩峠登山口 - 11:37 大菩薩の湯

2018/01/04 第13回 岩トレ 駒形

今日は今年初めての駒形での岩練習

駒形でのあぶみ



正面の右から二つめのコース

三本ほどやりましたが正月を挟むとさすがに動きが鈍かった

前日のヨガで腰を負傷しているのもあった

今日は寒くて鐙しても冷えました。
気温は2度帰りは6度だっが北風が強くて日陰の駒形は寒い

前回と違ってボルトの間の距離が長いので蹴り込みをしっかりしないと上がれない

その距離が長いので膝腰への負担は半端なくキツい

 



◆今日の教訓

あぶみで上がれずに困ってると蹴り込みと反対の足を少し中にずらしてと言われ三センチくらいずらすと余裕で登れた
力では無くバランスが重要

これはアイゼンで登る時も同じ重力に対して垂直の姿勢が取れてないと馬力で登ることになる



たぶみに足をちゃんと入れないと腕に負担がかかる
しっかりと足を入れて体を安定させること


その後レスキューの練習をしてそこそこの時間でで終わりました。



シート担架
ハンカチやカラビナで団子作ってからクラブヒッチくくって作成




ザックでの担架



ザイル担架



1/3システムの練習。

このときクライムハイストよりもブリッジプルージックが良い。
ブリッジは方向性がないので焦った時に間違えない。

帰りは神戸のコナミスポーツクラブに
プールで1.5km泳いでウォーキングして今日のトレーニングは完了

ジムから出たら雪ちらついてました。
さむ〜

2018年1月5日金曜日

2018/1/1 近江富士 1/2 金勝アルプス 正月初登り

あけましておめでとうございます㊗️

甥っ子姪っ子のお年玉に喜寿のお祝いになにかと出費が大変な正月ですが賑やかなのはありがたいと思います。

正月は宴会でなにかとカロリーオーバー気味ですが昼間は実家の近所の山に出かけてました。



滋賀の学校の校歌には比良比叡、近江富士、金勝の山など自然いっぱいの歌詞が多いです。
その中近江富士と呼ばれる三上山と金勝アルプス


三上山は栗東インターを超えたらすぐ見える独立峰
見た目の通り近江富士と呼ばれます


小学校の遠足以来40年ぶりくらいに登りました。
希望ヶ丘公園近くから45分ほどで登れます。

小学校の時はきつかった記憶がるけどあの時は御上神社側から登りました。




整備された登りやすい登山道でした。

野洲の植物園や三上山をご神体とする御上神社から1時間ほどで登れます



山頂には神社があります。





名神高速を大阪から来て三上山を正面から見たときに突端が窪んだように見えますがそこは苔が谷と言うそうです。



竹ペグ用の竹のいいのも見つかりました。
滋賀はそこら中に竹林があるので、




金勝アルプスもアルプスと命名されるだけあって岩場がダイナミックな登りごたえのある山です。



落が谷の滝を超えたところに道があったのでそれを通り抜けるコースと竜王山、摩崖仏は通らないショートカットコースで行きました。

高度は低いものの岩稜歩きと尾根歩きが楽しめます。
谷でリアル鬼ごっこやサバゲーしたら楽しいと思う。
ただし昔は禿山だったので蟻地獄のように砂利だらけで脱出困難な危険箇所が多いと思われます。



ただ普通の登山道は岩陵歩きの練習にちょうどいいかもしれません
















見た目すごい岩場なんでクライミングもやれるのかと思ったのですが一箇所新しいペツルが打たれた岩場があったけどそれ以外は見つからなかった


ゴツゴツした岩の塊が多いが一枚岩ではないし取り付き悪いから見た目と違ってクライミングには向いてないのかもしれません。



滋賀からの帰りにジムに寄って帰る。

今年の筋トレの目標は懸垂ですかね

https://bodymakeup.jp/chinning

10回✖️4セットはやれるようになりたい

それくらい出来ないと筋肥大しないのだ

では明日から頑張ります