2018年2月25日日曜日

2018/02/25(日) 第20回岩トレ 駒形 ボルト打ち

塾長は昨日の東陵の練習が寒かったとの事で声がガラガラでした

ようやく今日で20回目の練習
塾長は月曜日以外は毎日不動に来ているので塾長が1ヶ月でやる練習を約半年かかってできたことになる。
人に教えるんやからこれくらいはやらないといけないという塾長の姿勢には感服致します。



で今日は駒形でボルトの打ち方の練習。





まずは打音検査をする。
カンカンと高い音のところは岩が安定しているが鈍いところは中に空洞がある。
音を聞いて安定した硬いところに打ち込む。

そして奥まで目一杯しっかり差し込む

ボルトをハンマーで打つのはすごい大変で穴を空けるのに15分かかりましたが肩はダルいしとんでもないくらいに大変な作業であることを理解しました

連続でやり続けるのでリズミカルに5回打って小休止という感じでやった方が疲れは来にくい。
また肩に力を入れるのではなく振り子のようにして回数を稼ぐのがコツ。



奥まで差し込んだらハンマーをてこのようにして抜けないかチェック。
1tくらいはもつとのことでピトンよりはつよい。

塾長この大変な作業を百丈で何ヶ月もかかってあぶみに乗って打ち込んでたと思うと山には感謝との気持ちがよく分かりました


駒形に私の打ったボルトができました。
しばらくずっと使われるので記念になりました



それで固定分散と



と流動分散の練習。

珍しく駒形に山岳会の方々がたくさんきてあぶみの練習をしてましたが、全然できないのに見兼ねて塾長がやっぱり指導してました

みんなの目からポロポロと鱗が落ちるのがはっきりと見えました。

やはりちゃんとアルパイン習わなあかんし、教える側であぶみ登れる奴がなかなかおらんと嘆いてはりました

我々は塾長に教えてもらってローソク岩に登らせてもらってありがたいと思わないといけないですね






 



2018年2月24日土曜日

2018/02/24(土) 星田連山


滋賀に帰る途中に第二京阪道から見える山がずっと気になってたんですがたまたま行くチャンスがあったので参加させていただきました。

地図だけでどこまで決められたルートを回れるかという実証実験をしてました。

星田駅→中尾山→送電線の整備道を探して星田山→大谷山とその南東周辺の破線路→ほしだ園地→星田駅で歩きます。

http://yamanobori.info/p/hoshida/

のブログにはこんな感じで書かれてて読図の練習にはもってこいの場所のようです。

星田連山を歩く方。読図や地形を読む練習にかなり最適な山だと思います。 しかし低山でありながら、普通に迷いますし、無理矢理登ったり谷に下りたとしても 数メートルのルンゼがあったり、かなりの急斜面なところもあり、落ちたらかなり危険です。 連山というだけあって、こまめなアップダウンがあるので体力や筋肉も結構使います。
でも今回は少しずつ地形図を見ながら道を探す楽しさもわかったような気がします。

まず国土地理院の地形図は飛行機の撮影を元に作られているそうで、破線で示される山道は正確ではないことが多いようです。
今回もいきなり違うので全然、想定していた道が出て来ずになんどもくるくる回って確認しました。

昭文社の地図は毎年のようにメンテされてますがそれでも人間のやることなので間違えることも多そうです。

また今回は昭文社の地図の発行エリアではないし、国土地理院の地図にも表示されないような山道で読図マニア延髄のエリアのようです。



地形図がないので同じ場所をなんども回っていろんな道で中尾山と星田山を往復してました。
お腹減りましたが仙台麩とマルちゃん正麺で復活しました。
やはり山メシは美味い方が良いです。


整備された道もありましたがなかなかの酷道もありました。




少しずれると落とし穴のように土が突き抜けたりとか



橋も壊れかけてたりとか、、

色々と地形図を見ながら道を書き入れて行く作業は面白かったです。



最後にほしだ園地にでました。
たまには里山で地形図を持ち歩いて読図の練習も良いかなぁと思った。


2018/02/16-17(日) 第19回雪山トレ 大山


大山北壁の初級者向けの別山中央パッドレスと八合尾根に行く予定でした。

Geographicaというアプリですが全国傾斜量区分図に対応しているところは赤い色になります。


■オーバーレイ『雪崩傾斜』で表示可能。

国土地理院がデータソース。那須町の高校生の雪崩事故を受けて今年の4月に公開されたばかり。
雪崩の危険度で色が付いている。


雪崩が起きやすい35°~45°が赤。
30°~35°、45~55°はオレンジ。


↓詳しくはコチラ
http://maps.gsi.go.jp/legend/attention_slopezone1map.pdf

別山尾根


2016年2月の好日山荘




南広河原駐車場で車中泊


◆メモ

南広河原に駐車
南広河原駐車場は冬期は有料。
一日500円。トイレもあいている。
テント禁止。コンビニは近くにないが自動販売機はあり。


結構寒かった。
寒さで目が覚めて朝5時くらいからエンジンかけて暖房を入れる。

1時間ほどで元谷避難小屋

元谷避難小屋について準備していたらどんどんと雪が降ってきて登山者が戻ってきました。

完全なホワイトアウト


とりあえず取付まで行こうと言うことに。
なんどもきている塾長に先導してもらいつつGPSで軌跡を残しておきます。



なんとか別山中央陵取付までたどり着いたもののこの天候だと雪崩や遭難の可能性があるまたナイフリッジで飛ばされるでしょうとのことで予定通り撤退。
ホワイトアウトでGPSや塾長の経験で戻りましたが自分たちでいくならリボンがあってもよかったかも、


雪だらけになってしまいました。


元谷避難小屋で生姜鍋をいただきました。

今日は大阪の山岳会や兵庫の山岳会の研修会で賑わってました。
相変わらず塾長は有名人で入ってくる人がくるたびに挨拶されてました。

夜は塾長のお弟子さんも来て色々と熱く語ってました。
山屋はこんな話が好きやねんと。


2日目 弥山西稜













翌日は打って変わって快晴でした。
北日本は大荒れと言ってたので日曜日の方が悪いかなと思ったのですが風もなくむちゃくちゃ良い天気でした。



昨日登るはずだった別山中央稜が新雪で光ってとても美しかった。




見えるだけで17人も前にいました。

3連休の天候が悪かったからリベンジですかね。
やはり平日に行けたら行きたいですけどみんなの都合を考えるとなかなかそうもいかない。

コンテでも行けたかもしれませんが、塾長は確実に安全な方法で行くので最後のなだらかなところ以外はスタカットでした。



塾長も膝が悪かったのですがなんとか行けてホッとしてました。
来年は別山尾根にぜひ行きたいもんです。



2018年2月12日月曜日

2018/02/12(月) 生駒山 辻子谷



本来なら滋賀の実家に帰るついでに雪の比良山系でも行こうかと思いましたが、実家のトイレの水が流れないと言う非常事態のため家には帰らず大阪にいることに



コナミスポーツクラブ新石切に行くついでに辻子谷からの生駒山へ
坂は結構キツくてまあまあええトレーニングになりました。

人の少ない生駒遊園とテレビ塔はなかなか不思議な組み合わせでした。



帰りはジムでボディコンバットやって帰りたかったのでケーブルカーで降りてみた
新鮮な体験でした

生駒山も近い割には滅多に来ないので土日予定が空いたらまたコナミスポーツと合わせて来てみよ




日帰り
山行
1時間35分
休憩
7分
合計
1時間42分
Sスタート地点11:5812:16石切神社12:1613:02興法寺13:0613:26石の休憩所13:2713:36龍光寺13:3613:37生駒山13:4013:42ゴール地点G



2018/02/11(日) 第18回岩トレ 駒形 あぶみトレ

昨日はひさびさのオフでしたが、今日は駒形でのアイゼントレ




昨日はつららと氷柱で大変だった駒形ですが、Iさん途中で靴裏のソールが外れて一本だけだったので今日はアイゼンをやめてあぶみトレ

それでもまだ氷が残っていて上からつららが落ちてきた。




最初に師匠からお手本を見せてもらってトップでバックアップを可能な限りとってトップロープで練習。








シープシャンクで鐶付カラビナで確保しながら練習。



で今日は

かぶりを6本ほど

寒かったですけどなんとか登りました。

Iさんは踏み込みが綺麗で足がお尻に近づいて綺麗だったので見習いたい。




帰りは吹雪の中、塾長は三田まで歩荷されてました。



 





2018年2月10日土曜日

久々のオフ

今日は久々の雨だったのでジムに行った以外は家で過ごした。



アイゼンの紐の長さの調整。
以前短くしすぎて通しにくくなって大変だったので今回は少しずつ慎重に切ることにした。
短いとつまずくなどのトラブルは減るが逆に引っ張りにくくなるというデメリットがある。
両手で引っ張れるくらいの長さは欲しい。





でほんの少しだけ切りました。
ハサミで切ってライターはガスで切り口を溶かしてほつれをなくす。
その後アロンアルファで硬くして輪っかに通しやすくする。




それとあぶみの踏み台の滑り止め
百均で売っているベルトを切って貼り付けます。




拾ってきた竹で朝からチャレンジしたものの縦割りで鋸は無理でした

ナタ買うんだったらメルカリで買った方が安いし
と思ったらナタを貸してくれる方に会いました。

竹林が家にあれば副業で竹ペグ作って売れそうですね

ただ師匠曰くこんなん凍っていちいち出してられへんしどうせ捨てるから割り箸でええねんでと
あーなるほど


   



2018年2月4日日曜日

2018/02/04(日) 第17回岩トレ 不動岩 東壁 アイゼントレ

昨日のシェイクスピアの疲れがありながらも今日は不動岩東壁でのアイゼントレ




朝から阪神タイガースのバスが見れてトラッキー

いつもの宝塚を超えたあたりの道路の温度計は朝は−1度帰りは0度くらい。
予報は大雪だったのに結構暖かかった。というか暑かった。



大北商店のにゃんこはいつながらドアの前で行儀がいい。





翌週3連休で本チャンに行かれる方が多いからか珍しく混んでた。
そのうちアイゼンは半分くらい。


いつも来ている労山の方に
毎週来てますねぇ
と話ししたら
どれだけ練習やっても不安なんですとのこと。

練習やってもそういう感覚ならやはりホンチャンはそうとう厳しいものなのかもしれない。

で今日は

テラスから左にトラバースその後上に抜けるコースを✖️2本
テラスとの往復 ✖️2本


結構苦労していたところで横から塾長からそこにがばあるよとか教えてもらったり、トラバースの際に新しい足の置き場を発見したりと同じコースをやり続けてても新しい発見が毎回ある。

新しいスタンスやホールドが見つかると結構楽に登れたりして嬉しい。


 




人も多いのもあるが最近は懸垂せずに降りるときは横道で降りる。
結構こちらも厳しい道で滑落すると怪我に繋がる。
本チャンに行ったらこんなの普通にあるからということあえてこちらで練習。




あとはビレイのご指摘
ロープは出しすぎないように

ビレイヤーがわかりやすいようにどちらの色のザイルをかけるかリードが言ってあげるとよい。

かけるに合わせて2つのザイルを両方出す。
そのあと長さがずれたら出しすぎた方を戻す。


今日は5人でワイワイ楽しかった

労山や岳連とか関係なく不動に来る人たちは塾長と仲がいいし指導を受けた人のたくさんいる。

毎週来ていると部活のように同じ目的を持った人たち同士で仲良くなれる。

日当たりのいい下のテラスで若手に教えてたり談笑している雰囲気はとても好きだ。





  




2018年2月3日土曜日

2018/02/03  大峰山 シェイクスピア



前からいってみたかった大峰山のシェイクスピアの氷柱群にいきました。
奈良の南に京奈和高速が通ったおかげで天王寺からだいぶ早く着けるようになった。

大和高田から京奈和自動車道を通れば御所南インターで309号線に交わり大淀町経由で370号、169号

この高速を使えば大峰まであっという間








霧のシェークスピアはとても幻想的だった。




ただしそこに行くまでは結構大変。

タイトなところにはフィックスロープがあるが頼り切るのは危険。

3点キープした上でフィックスロープはあくまで補助

いつも塾長から言われている
 ・膝を入れ込む
 ・ゆっくりいく
 ・三点支持
 ・目で登る
を意識することが習慣になったからなのかだいぶ自信を持ってアイゼンを使えるようになった気がする。

夏から何も予定がない週末はアイゼントレーニングをしていた
久々に雪山での実戦となったが、去年まではかかとにできていた靴ずれが今回は母趾球にできいた。

去年までは膝が突っ張って不安定になってかかとに摩擦がかかっていたのが
膝を入れること、3点支持を守り続けること
などで登り方が変わって拇指球に力が加わるようになった気がする。

前爪アイゼンやピッケルになれないと滑落する危険が増す。

これは毎週トップロープながらも不動でアイゼンで登り続けているから身にしみてわかる。

クレッターシューズで登ってたら絶対にわからない感覚。
室内をやりすぎると靴や腕に頼りすぎて2点支持になったり登り方が雑になる。

塾長が今でも徹底して不動でアイゼン練習している意味はそこにある。

上手と言われるより綺麗と言われる登り方をしなあかん。

といつも言われている。

今後はもっと硬い雪をフラットフィッティングで行く機会もあるかもしれない。

遅くても良いので確実にアイゼンでスタンスを決めてピッケルで3点とって登れるように練習を積んでいきたい。




最後に赤影という怪しげな居酒屋を通り過ぎて帰る。
なかなか電車で行く機会もないがこの怪しげなお店に一度入ってみたい。