2018年9月23日日曜日

2018/09/23 第39回 百丈岩西壁✖️2 東陵✖️1



 早いもんでもう稲刈りの時期が来ました
彼岸だから彼岸花の赤が畦に映える
蝉はもうキリギリスの鳴き声に変わって季節が秋に変わった感じがします
とは言え今日は久しぶりに週末に晴れ間が見えて暑いくらいだった


西壁で登りながらハーケン打つ練習しました。
西壁自体は3級程度の岩場ですが、ピンの数は少なく間隔が空くとやはり怖い。
なのでハーケンや木を使いながらのランニングを取ることになる。

また硬い靴底の登山靴で小さなスタンスで立ってハーケン打つのはふくらはぎにかなりこたえる。

ハーケンを打つためのリスを探すのは難しい。ここでピンが欲しいと思ったところにそうそううまくあるわけではない。
逆層の場合はさらに見つからない。



最後の東陵ではこのところの雨続きで苔がついたのとふくらはぎがパンパンなので普段よりも時間がかかってしまった。




あとはユマールで安環がくるくると回ってゲートに荷重がかからなくならないようにするための工夫の話
直接ユマールに結びつけるか



もしくはヒモで固定する。



またはブラックダイヤモンドGridlock Screwgateカラビナのようにザイルが遊ばないようなカラビナを使う。





あとは来週のレスキュー講習に向けて自己脱出の練習。





2018年9月16日日曜日

2018/09/16 第38回 百丈岩左カンテ

今日は2週間ぶりの岩トレ
さすがに2週間あくとだいぶ足が衰える。



もはや塾長の自宅です。







今日は左カンテをアイゼントレ
新しいゴローのブーツのデビューでした。
慣らし運転にしては結構な難しさでした。

アイゼンなら5級かなという感じらしい。
セカンドでもかなりきつい。
トップで行かれる塾長はやはりすごい。

ここをアイゼンで登っている人はあまり見ないなぁとのこと
さらに手袋付きだとほぼ皆無らしい。



こんな感じでアイゼンの跡があるのでここに爪を入れて登って行く。
結構足を開くので股関節のやらかさが必要。

フリクションで強引に登っても上手にならんで
アイゼンでしっかりスタンスを決めてバランスで登りなさいとのことですが、なかなか上手にならない。。

ここをアイゼンでトップで登れる日は来ないような気がする。





上部はこんな感じでボロボロのチムニー
崩れやすいので注意して進む。




最初のビレーポイントはプロハスカで作ってます。
このコースのハーケンは塾長が整備されたとのこと。
なんとかスムーズに登れるようになりたい。

できればクレッターでもいいからトップで




帰りは三田のラーメン屋巡り。




格別やというラーメン屋の塩ラーメン
最近はこってりのラーメンは食べられなくなって来た。。
歳だからかな。

2018年9月2日日曜日

2018/09/02 第37回 百丈岩左カンテ 東陵



今日は大峰の北部縦走をする予定でしたが天候が悪くて諦めて百丈に登りに来ました。
地震でパソコンが壊れたので塾長とは最近メールでの連絡が取れなくなってしまったのですが駅に着いたら行き先掲示板に百丈と書いてました。



着いたら相変わらずアイゼンの練習されてましたが昔ながらのブーリンスタイルですぐに練習に付き合っていただきました。

しばらくは左カンテで登山靴で登れる練習をすることになりました。
左カンテは初めてですがななかな難しかった。
登山靴なら4級くらいかなぁとのこと。

靴底の硬い登山靴の場合はフリクションがききにくいのでスタンスを探さずに適当に足をおくとあっという間に滑ってしまう。

塾長は小さなスタンスを見つけてさっさと登って行く
コツは「慣れ」というが本当になれる日がやってくるのか、、

今日は昨日の雨で余計にツルツルだった。
また左カンテは岩が脆くて1箇所完全に浮いている岩がある。
岩を手のひらで叩きながら確認して進めとのこと


ボーナスで買ったエイト環を初めて使ってみる。
懸垂の時ねじれたりするけどアルパインには使い勝手が良いとのことでしばらくエイト環でやってみて色々試してみよっと。



対物ならこんな感じで

左カンテが終わったら東壁でトップで登ってみる。
支点が混んでたのと下に蛇がいるので急げということで途中でセルフ2本とって方がらみスタイルで塾長を引き上げる練習。



先週までは静かな百丈でしたが今日は兵庫労山がレスキューの練習をしたり他の山岳会の人も練習しに来たりと夏山シーズンが終わったのかたくさんの人たちで賑わっていた。

塾長の昔ながらのお知り合いでクラッシックなアルパインスタイルの会の人たちもおられました。
その会の人たちはゲレンデに来たら1日1回はハーケンを打たせる練習をさせているそうです。
ガストンレビュッファの映画やナイロンザイルのモデルの方の講演会の話など横で聞いていて楽しかった。

クラシックなスタイルのクライミングはクラッシック音楽と一緒で少なくても良いから残していければ良いなぁと同じ価値観を持つ人たちで話されていました。

塾長のおかげでエイト環練習したり登山靴で実力以上のコースで練習したりとありがたい環境で練習させてもらっている。
感謝。