2018年5月28日月曜日

2018/05/25 ゴロー


ネットで会議すれば済む話なのにのに東京に呼び出される

初回なら顔合わせがあるのでまだしも日本の生産性が低いのはこの辺りに原因あるかも

中学校の修学旅行以来の竹下通りを超えて人の多さに疲れた
外人と修学旅行生ばかり

やまだかつてないとかおニャン子ショップとかタレントショップはもうないんやね
なめ猫Tシャツを見て懐かしかった



ついでにずっと前から行ってみたかった
手作りのブーツのお店
ゴローに来ました


お店に入るといかにも職人さんみたいなおじさんとチャキチャキの江戸っ子のおばちゃんが居て
「何か今の靴に問題あるんですか?」
といきなり本題の質問が矢継ぎ早に飛んできて怯んでしまった

大阪のおばちゃんは怖いと思うが東京のおばちゃんも慣れないと怖い

「前にもコバが付いたワンタッチアイゼンの冬用のを探してます」

「じゃあエグリーですね」

「冬用の靴下持ってきてますか?」

「一足持ってきてます」

「二足で測った方が良いね」

と言われてもう一つ靴下を借用。

早速足を計測

足の長さは27.1cmでした。

今の靴はなんぼ?と言われて27.5cmと答えると

「先が狭いでしょ?」

と言われ
確かに血豆は出来やすい

プラス1cmにして足先が自由になるようにとの事で28cmにして試着
足先を床に叩きつけて痛くなければオッケー

で28cmで歩くと今度は踵がズレる

今の前の靴は踵がズレやすく少し小さくした記憶がある

では
プラス3000円でその中間サイズの27.75cmができるのと踵の丸みが付けられるのでそれ付けてみましょうとの事でした

前々回は踵がズレやすく、今のモンベルのASOLOは足先に余裕がないので多少高いがこのサイズにしてみる。


紐の結びで踵の動きがだいぶ変わるので色々と教えてもらった。




下のD環を通す時は紐を指で押さえながら緩まないように括りあげる

上側は今まで金具の上から下に通してたがそうではなくて下から上に通した後にもう一度同じ場所を通す

紐の通し方は大事とおばちゃんは言ってたが確かにそう

靴のメンテナンスの仕方



防水ワックスを塗る


あとはBlackDiamond社の12本爪アイゼンSERAC PRO(ワンタッチタイプ)             ¥12,960-(税込み)

旧モデルですがS-8、C-6、エグリーとの相性は抜群
(現行品より相性が良い。幅、トゥの反りがピッタリ合うらしい)

普通に買ったら2万超えるがこれはお買い得

メンテナンスの楽なステンレススチール製。

仕上がりは9月の初旬
あとは出来てからのお楽しみ

店員さんの対応は無骨だ的確な対応だと思う

早くアイゼン練習やりたいな

2018年5月27日日曜日

2018/05/23 第30回 百丈東陵 中央ルンゼ

やっと30回目の練習。

今週は梅雨に入る直前で曇り気味の日が多かったですが今日はなんとか持ちました。
今日は中央ルンゼ一本と東陵一本


百丈岩に向かう途中の田んぼも水が張って田植えの準備が整ってました。



今日はあぶみのつもりでしたが天気もいいので百丈に行きましょうとのこと。

下部から上がろうかと川沿いを歩いていると2箇所ほど慰霊碑がありました。
どんな事故があったのか塾長からお話を聞く。
お祈りして今日も謙虚に山に登らせていただく。

ただ今日は珍しく人が多くて下部もだいぶ待ち時間が発生しそうだったので一般道でまずは中央ルンゼに




今日はボディビレーの危険性などについて解説。

ボディビレーは衝撃を受けられずに体で直接相手の重力を受けるがアルパインのようにピンの間隔が長い場合人間のパワーで止められるようなものではなく、自分も引っ張られて何日もその状態で過ごしたという事例が実際にあったとのこと

ボディビレーより対物ビレーにした方が良いというのが塾長の考え。

あと径が太くて確保器の摩擦が大きくてザイルを出しにくいときは環付カラビナを追加して摩擦を減らすと良いという話にみんな目からウロコでした。



我々のチームは基本は登山靴での登攀。
何でもかんでもフリッターでやるとスタンスを見つけずにフリクションで強引な登り方をしてしまい雑になる。

塾長から譲り受けたNORDICAの登山ブーツ。
スキー板やスキーのブーツのイメージがありますが登山靴もあったのですね。
この靴は底が硬いので逆層のスラブを歩くときはフリクションが効きにくいので困難度がアップする。
逆に冬のアイゼンでは安定して歩きやすい。




今日は百丈岩であぶみをしている人を初めて見た。
上からトップローブで垂らして登られてました。

塾長も自分でリボルトしたコースが初めて我々以外で登っている人がいてご満悦でした。
一人で練習するときはこんな練習方法あるんやでとのこと。
確かにいきなりトップでここのあぶみは大変だがまずはトップロープで練習するのはいいかもしれない。




今日は慰労会もあるので早めに上がる。

普段車できているので気づきませんでしたが百丈に行く途中に炭酸水の湧き水がありました。
また今度これでコーヒーを入れてみたいです。





今日は半期に一度の慰労会。
鍋とアヒージョ。



そしてスペインバルのようにサングリアワイン

人生の先輩方の家族と山との両立の話は色々と勉強になりました。
みなさん色々と苦労があるようです。

また秋もよろしくお願いします。

2018年5月18日金曜日

2018/05/18 第29回 駒形 あぶみ リード

今日はくもり予報。
本当は金毘羅山に行く予定でしたが雨の可能性もあり駒形であぶみの練習をしました。




前来たときは冬で枝ばかりだったのに今は新緑の勢いがすごい




久々に見るとかぶってますねぇ
こんなにかぶってたっけ



シープシャンクの作り方
インクノットを2つ作って真ん中の輪っかを両側に通す。









駒形ハングのロングルート
ファイト3発

今日はあぶみでは初めてのリード
初めてやったんでヌンチャクも逆かけたりゼットになったり散々でした

後から別のグループが来てやってましたがクライミングシューズで蹴り込みも全然やってなくて力任せでぐちゃぐちゃになってました

今日は曇りやと思ったんですが昨日から雨降ってたみたいで昼も降ってました
岩が水に濡れてとても綺麗でした



終了点で安環があかずザイルを通せないときに結び変える方法
通してから8の字を作ってハーネス側で安管で固定。



決してセルフだけの状態でハーネスからザイルを外して通し直すことのないように。
隣で練習してた人たちがやってましたが、、


そしてハーケンを打つ練習。
クライミングでの最後に自身の身を守るのは、1本のハーケンだったりする。
やはりハーケンは打てるようにしておかないといけない。


今日は駒形だったので打ちながらのクライミングはできないがまずは打つ練習。





ハーケン吊りの使い方
入れる場合も出す場合も同じような感じで出し入れできる。
ハーケンを打つときに両手を使えることは少ないので1つ、2つをポケットに入れておくと素早く出せる。



よく打ち込みがまずいときは、ハーケンがリスに入らなくて、ハンマーの反動で跳ね返って岩からハーケンが抜け落ちる。

そのために、ハーケンを落としても大丈夫なように、1mくらいのシュリンゲを用意。

シュリンゲの先にナスカンなどハーケンを抜けても大丈夫なようにシュリンゲで結びつけておく。

うまくハーケンが打ち込めたら、シュリンゲを外します。
ですので、1mくらいの5ミリ程度のものを持っておくと良い。



リスが大きい場合はこのように2つ差し込むことで安定させる。



同じく2つ打ち込んで安定させる。



ハーケンには軟鉄とクロモリがある。
軟鉄にはウェーブハーケンがありうねるようにリスに入り込んで行く。



クロモリハーケンは柔らかさがないがそのぶん耐久性があり繰り返し使える。



ハーケンは抜ける方向に力がかからないようにシュリンゲをかますと良い。



縦ハーケンだとリスに入りすぎてヌンチャクがさせないなどが起こりうることがあるが横ハーケンだとそれが起こらない。
横ハーケンは縦でも横でも使えるので使い勝手が良い。

ハーケンが上手く入ってくと金属音のようなカーンという綺麗な音が谷に響き渡る。
あとからもカンカン打ってたねぇと言われた。

普段からハーケンやハンマーを使っていないと岩の特性を掴めない。
普段から打って使う練習をしておくことが必要。


緊急の場合のハーケンでの流動分散。



たまにこの使い方をする人が見かけるが力が内側にかかり外れることにつながる。

最後にレスキューの練習
これも普段からやっておかないと本番の時に忘れてしまう。



三分の一



七分の一



2018年5月13日日曜日

2018/05/12 取立山

スキージャム勝山の近くの取立山という怖い名前の山に



雪解けで道ぬかるんでいる。
大滝コースは残雪のため通行止め

何年か前に尾瀬に行って以来久し振りに水芭蕉を見ることが出来ました
そして水芭蕉以外も花が綺麗。

タムシバ






ショウジョウバカマ



昼ごはんはカレーうどんと手作りのチーズケーキ



帰りは白山平泉寺に
観光客が少なくてしずかな雰囲気の中でゆっくり見学できました。






平泉寺の近くのアイスクリーム
とてもコクがあって美味しかった。

白山も綺麗でしたし、白山信仰の平泉寺が観光地化されてなくてよかった

何よりピンポイントで晴れて良かったです


同じ日に行った人たちの山レコ




2018年5月6日日曜日

今冬買った山道具類

今冬買った山グッズ
楽天ポイントやアウトレットを利用したものの、お金かかるなぁ。。

備忘録で品番をメモ
しかし今年の冬はほとんどどこにもいけなかったな。

モンベル 強くて軽い、中・大型パック「リッジライン パック」
https://webshop.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=2&id=481


mammutのアイガーシリーズは今年モデルチェンジで古い型のがアウトレットで結構出回ってた。
Mammutの店員さんもアイガー買ってれば間違えないですよ。
と言ってたがやはり値段張るだけの価値はある。

マムート ノードワンド プロ HS パンツ メンズ Mammut Nordwand Pro HS Pants Men


「アスリートによる、アスリートのため」の、2011/2012年秋冬以来となる、第四世代目アイガー・コレクション
https://www.mammut.jp/contents/explore/shop-by-icons/eiger-extreme.php

Mammut メロングローブ




マムート ノードワンド プロ HS パンツ メンズ Mammut Nordwand Pro HS Pants Men


ダウンジャケット
化繊ですぐ乾きやすいし使いやすい。


BARRIER PRO Ⅱ JACKET -Haglofs- –




ダウンハガーの900FP#2
800#1がデカすぎるので
こちらもモデルチェンジがあり割引価格。

登山用具の老舗モンベルの秀逸なシュラフを選ぶなら?|
マウンテンシティ


G-LIGHT X

G-LIGHTを極地遠征にも対応できるよう軽量コンパクト化を追求したモデル。
従来よりも20%の軽量化、収納サイズも約3分の2以下に。



2018年5月5日土曜日

2018/05/05 第28回 百丈中央ルンゼ ユマール練習

今日は高気圧に覆われて安定した天気だったがルンゼ付近は風が強く少し寒かった。



そして昨日ボンネットについたモスラの幼虫は車の雨よけで蛹になりもうすぐ本当にモスラになりそうだ。

今日は百丈に
やまびこのお父さんに
一般道のフィックスロープが古くなってきているけど結び方がよくわからないから交換して!
と頼まれて塾長がフィックスロープを設置してました。




クライマーは百丈は大北さんの計らいで使わせてもらっていることを忘れてはいけない。



以前のロープはこんな感じでボロボロです。

さて今日はユマールを使って中央ルンゼをファイト五発。




バックアップを取って懸垂と登攀を繰り返す。

オリンピックの室内クライミング選手ややリポビタンDのファイト一発は基本落ちても何とかなる所や室内でやってるので無茶できますが、アルパインクライミングは腕ではなく足でバランスよく落ちずに登るのが大事

なので実際のところファイト!一発!と激しく登るのではなくて地味に張り付いて登ってます



ユマールを直接ハーネスにつけるときはこのような感じで鐶付と接続する。



久々の逆層スラブ

最近クレッターで登ってたせいもあり登山靴で登ると、スタンスが少なく結構ふくらはぎがパンパンに張ってしまう。
リズムよく登って同じ姿勢でいる時間をできるだけ少なくしたい。




普段塾長はここを一本爪のアイゼンで登る練習をしている。
不動はアイゼンの穴がたくさんあるがここは逆層のスラブで穴がほとんどない。
小さな穴をなんとか見つけてそこをスタンスにして踏み込み上がる。
力よりもバランスが重要だ。

今日みたいに風が強いと体が揺れてしまい難しさがアップする。
一本の爪で立つのは本当に難しい。
今年の目標はここの逆層スラブをアイゼンでリードできるようになりたい。



今日は天気のいい祝日でハイカーが多かった。

こんなところ行けるんですか?

となんども聞かれた。




やまびこの近くのシャガの花もちょうど見頃でした。