2017年12月31日日曜日

2018年 計画

2018年の山登りと資格取得の計画を立ててみる。
来年はどんな人になっているんだろう。

1月
 大菩薩嶺
 大峯
 
2月
 北八ヶ岳
 比良縦走

3月
 南八ヶ岳 (赤岳、硫黄岳)
 アマチュア無線

4月
 危険物取扱資格 
 大峯縦走(北部)
 木曽駒ケ岳 

5月
 北アルプス

6月

7月
  北鎌尾根 



8月
  ルート66
   デンバーからロスまで
    グランドキャニオン
    キャニオンランズ国立公園
    ボルダー

9月
  電験三種
  南駒ケ岳、仙厓嶺、越百山
  高天原温泉
    
10月
  

11月
 

12月
 

2017年振り返り

2017年登った山(思い出せる範囲で)

4座
18峰
ゲレンデ岩練 14回

お付き合いいただいた皆様ありがとうございました。

今年は目標としていた4000m峰への登山や北鎌尾根は残念ながらできませんでした。
天候にも恵まれず夏山のテント縦走が思ったようにできなかった。

ただヨーロッパでモンブランを見ながら登ったラ・トゥール・モンドやコスミックリッジでクライミングの素晴らしさを知れたのと登山靴やアイゼンでクライミングするクラシックなスタイルのクライミングを教えていただける師匠に出会えてほぼ毎週のように練習できる環境が恵まれたのが最高の収穫でした。

またヨーロッパに行って4000mを達成したいと思います。

日帰りハイキング (5峰)


夏山テント泊 (1座 1峰)

  • 光岳
  • 比良縦走

夏山山小屋泊 (5峰)




雪山日帰り(3峰)


雪山テント泊(2座、3峰)


雪山山小屋泊 (2座)



クライミング(ゲレンデ) 14回








2017年12月29日金曜日

2017/12/29 第12回 岩トレ 駒形 あぶみ練習

今年最後は駒形であぶみの練習

あぶみは流行らないんですかね。
自分たち以外で練習しているメンバーを見たことがない。

塾長がアルパインを見かけたきっかけは十代の頃芦屋のロックガーデンで鐙をやっている人たちを見てかっこいいと思ったところだそうです。




今日は曇り

朝来るときの気温は4度で帰り道は6度
寒かったけどほとんどずっと登らせてもらったので暖かかった。
駒形は風が通らないせいかあったかい。

夕方からは雨なので14時くらいには終わりました。

今日は7回登りました。




連チャンで登ると膝腰にきます。

ただ鐙をする上で必要なのは力ではなく足の回し込み

フィフィをかけるタイミング、外すタイミング
次の鐙をかけるタイミング

タイミングや手順を体に覚え込ませるのが大事。

次回も鐙

またいつか百丈のローソク岩に行けるように練習しよ









2017年12月24日日曜日

2017/12/24 第11回 不動岩 アイゼントレ

今日はクリスマスだが不動岩でアイゼントレ

クリスマスだからなのかわかりませんが人は少なめでマルチピッチの練習は我々四人と岳友の方が1組くらいで基本的には貸切でした。


朝来るときの気温は4度で帰り道は12度久々に暖かかった。

夕方からは雨なので14時くらいには終わりました。

今日は3回(5ピッチ)登りました。

・正面からテラスの左側を抜ける。✖️2.5

ってとこです。






今日は参加者に初心者の方もおられて塾長とペアだったので浅井さんとペアで登ってました。

アイゼンのトップは一瞬の気の抜けがズルズルと滑って落ちるので、まだまだ安定して登れない自分はさせてもらえないですね。

上手になったなぁと言われるもののその実感は一切ない。

今日は塾長は横で私ののぼりを見ながら色々と指摘を受けました。

室内フリーの悪い癖で三点が取れないのに無理に行こうとするとたちまちガリガリと足が滑る。
アイゼンでスタンスを掴んでから3点を指示した状態で手を動かす。

中段のテラスから左に抜けるトラバースもやはりしがみつくのか足元が見えずに入れ替えがうまくいかない。。

なんども練習してるのにいつになったらアイゼンでトップ行けるまでに安定するだろうか、、、

と悩める日々が続きます。


2017年12月23日土曜日

2017/12/23 大峰山 山上ヶ岳 雪山トレ

八月以来の雪山
女人禁制の山上ヶ岳に行きました

もともと稲村岳から周回する予定でしたが日も短く出発も遅いことから参詣道をピストンに変更しました。



世界遺産の大峰山は神聖な空気感があります



風がなく穏やかな日でしたが、余った時間で雪山トレの練習をして下山しました

山頂では雪上トレーニング(コンテ、ビレー(スタンディング、シッティング)、簡易ハーネスなど)を色々教えていただきました。

気温は低かったが風がなくとても気持ちのよい山行でした。


2017年12月19日火曜日

2017/12/18 アバランチナイト メモ


アバランチナイトに参加しました。
自分用にメモを残します。





日本雪崩ネットワークの主な役割は教育、情報、調査








雪はとても重く、パワフル
遭遇しないことが一番大事

窒息が75パーセント
障害物との激突24パーセント
低体温 1パーセント

呼吸とともに雪が溶けて氷の幕が出来るのが窒息の要因
まずはエアポケットを作ってください
ヘルメットがずれてエアポケットが出来て助かった事例がある

・スイスとカナダの雪崩の生存確率のデータ
スイスよりカナダの方が樹林帯を滑るので外傷多い
雪の密度が高いのでカナダの方が致死に至るまで早い
日本もカナダに近い条件
10分以内に探すことが求められる


・フランスの調査データ


ビーコン、プローブ、ショベルはセットで持たないと意味がない
ビーコンは自分が助かるだけではなく他人を危機に巻き込まないためにも必要

・雪崩対策用具






エアバッグ付きのリュックも一定の効果はある
ポテチを袋で振った時に大きいのが上に来るのと同じ原理で浮く

股下のベルトも通さないとリュックだけが上に浮くということがありえる
実際にそのような事例が発生している。
 




・2つの雪崩

点発生雪崩と面発生雪崩









雪の結合が壊れるタイミング

サラサラの雪
林間でも発生
雨で十分濡れた雪



・なだれの仕組み

ほとんどの事故は面発生雪崩
面発生雪崩はどこで起こるかわかりにくい
雪粒が引っ付いて板状になったのをスラブと呼ぶ


スラブと弱層のコンビネーションでなだれは発生する。
上のスラブの状態で現象が変わる
面発生雪崩は英語でスラブアバランチという
硬いスラブだと弱層まで届きにくいが届いた時に重大な雪崩になる

朝フッカフカの場合でも昼に気温が上がりスラブになると雪崩が発生する



・2種類の不安定性

 1.荒天の不安定性






ーストームスラブ
 一晩で雪の降り方が強くなったり弱くなったり振り方がばらけた時に発生する。

ーウィンドウスラブ
 風で動いて密度が高くなり重たくなる 。
 そのためスラブが割れやすくなる



-白馬乗鞍の例
 大晦日40cm積もって ストームスラブが出来た
 翌日風が強く吹くと柔らかい雪が固まりウィンドウスラブが出来た
 このときリモートトリガー(遠くで足を踏む)で簡単に雪崩が発生した。

初心者は気象状況を見てまずストームスラブとウィンドウスラブを判別できるようになるのが第一歩



2.持続型の不安定性


ーディープスラブ

長い間冷えてると冷凍庫のように霜が出来る状態
雪面はガリガリだったため安定しているように見えたが深いところでは不安定だった。
低い誘発の可能性で重大な結果となることが多い。

持続型は予知しにくい
テストでは判断しづらい

と言った特徴がある。


・持続型の不安定性








雪崩情報が出てたら危険地帯を避ける。

少しの地形によってもなだれの出る出ないの差が出る。
誤った成功体験が続くことが危険につながる。





・危険の考え方





 ー雪崩地形

 斜度 35度から45度の範囲が雪崩が起こりやすい。
 危険な日は斜度を小さくしたところで行動すること。
 上から力がかかる状態なのかそうでないのかをよく見ることで雪崩やすいかどうか判別する。


 ー直接データを気にして行動する
    雪崩が発生した形跡があるか?
    ワッフ音 雪の中から不気味に上がって来る聞こえる音
    シューティングクラック


 ー気象データ
  強い気象現象は不安定化につながる

 ー行動マネージメント
  リスク=ハザード×露出
  危険なところでグズグズしない。









・意思決定 


 

 あなたは今どこに居ますか?
 大丈夫だと判断したら理由は何か?
 もしなだれたら何が起こりますか?
 他に選択肢はありますか?






・雪崩事故の事例



・滑走系に比べて登山系はビーコンを持ってない人が多い

ーなだれの事故はレクリエーション時がほとんど
  スキーが増えている
  組織登山者(山岳会)が多い
  分母は低いのに事故が多いのは何か問題があると考えられる。
  それぞれの会で安全対策を考えてほしい

 

・リアルな現場はこんな感じ
ビーコンが無いと絶望的な作業となる。 社会的リソースである捜索隊を無駄に危険に晒している ■今までの事故の事例紹介

・戸狩スキー場
   閉鎖したゲレンデは冬山とおなじ

・渓流釣りもたまにある

・今年のゴールデンウィーク
  直近に降って直後に夏日

・ー年平均九人が亡くなっている。

・ニセコ
スノーシューで事故
山をビジネスにしているが日常になり気が抜けた



・五竜

サイズ3の巨大な雪崩
バックカントリー

深さ5メートルなのでビーコンでピンポイント取れない
固すぎて掘り出せなかった


・栂池

3/21
1800mから下は雨
その後40cm積雪

どこかの県の山岳会の会長のベテランでも間違えて危険地帯をトラバース
だれでも判断を謝ることはある。
必ず自分も同じことをやりかねないと思うこと

樹林帯で木があっても雪崩れる時は雪崩れる
巨大なら木も激突して危険の対象となる


・ロープの向こう側
 安全啓発キャンペーン
長野県が本格的にバックカントリーへの対策に力を入れ始めた 今日来た人は意識高い系では無くリスクテイカーだと思ってください ・那須岳の高校生のなだれ事故




調査をする前に40cm降って20mの風が吹いた
ウィンドウスラブが出来ているが安全のマージンを取って調査

デブリも風で消えていた

事故当日は南岸低気圧


斜度は38度
独立峰は横風が強くウィンドウスラブになる
地形は徐々に緩くなるなで悪くは無い
植生は木は無い

典型的な発生区

大量の人がハイリスクな状況下で長時間露出されていた


同じ場所で30年前に全層雪崩が実は起こったことが今回わかった
一本木が残ってるのは亡くなった方への慰霊のためだった

登山中止
スキー場に変更した
のも正しい判断
なぜか危険地帯に入った

「意外といけるんじゃ無い?」とか「今日は大丈夫だ」という判断が今までの成功体験から生まれたのでは無いか?

だからと言ってスケープゴートを作って叩くだけでは何も生まれない

・雪崩の写真動画をツイートしよう
  特製Tシャツプレゼント
・雪崩リスク軽減の手引き

・日本雪崩捜索救助協議会
団体の枠を超えて救助のやり方などを統一するような活動
まだホームページもできてない



 

2017年12月18日月曜日

2017/12/17 第10回岩トレ 不動岩 

不動岩冬山に向けた練習が盛んなのか今日は大にぎわいでした。




朝来るときの気温は−1度で帰り道は4度さすがにこの時期は寒いですが日当たりがよくなると登ってると暑くなってきます。

今日は3回(5ピッチ)登りました。

・正面からテラスの左側を抜ける。
・左のほうのスラブ✖️2

ってとこです。

今日は雪山練習をされる山岳会のメンバーが多いのとガイドの方がお客さんを連れて来られていててんやわんや状態でした。

なので今日は早めに切り上げようかということになりました。

ガイドの人は商売でやってるけど僕らは所詮は遊びやからこういう時は譲った方がええんやと、、
あとは疲れ切ってフォームくずすよりは良いイメージで終わった方がいい。

確かに師匠のおっしゃる通りです。

他の方との場所に譲り方も上手だし登るコースも適切で空いてる所でうまく練習させてくれる。
登るのが上手な人は人との接し方も上手で心に余裕があると感服した次第でした。

一方でワーワー叫んで岩を削ってるようなペアはあまりスマートではない。

最小限の言葉のやり取りでことを済ませて談笑できるくらいの心の余裕を持てるくらいになりたい。

仕事でも人生でも余裕が大切。

ガニ股でスタンスを決めずにガリガリ削ってる人たちをみて、アイゼンで滑るってそもそもなんであかんかわかるか?

という質問に
体力を消耗するから?
という回答をしたら

そもそもアイゼンの使い方が間違ってるから雪の上でもちゃんとスタンスに掛けずに歩くので滑落につながるとのことでした。

アイゼンを練習するのは一朝一夕には行かないといことを改めて理解する。

あと週末梅田で自分へのクリスマスプレゼント
イーマのMammutの店員さんが可愛くて山とマムートへの愛情が半端なかったのでつい予算オーバーして買ってしまいました。




BACK画像を見ていただくとわかるように、背面にはバックパックを背負うことを前提に大型ストレッチメッシュを配置。脇下のストレッチメッシュと透湿防水素材「DRY FLEX(R)」との相乗効果で衣服内の湿気を速やかに放出します。
フード口にはレーザーカットによる通気口を装備。
フロント部分にはベンチレーションポケットを備えています。 




HMSデコクイックロック・・・・・・・・¥1,365(本体¥1,300)
自動ロック安全環付きでキーロックゲート。●強度/26─10─7(KN)
●重さ/82g●タテ長/110㎜ ●カラー/レッド(シルバーゲート) 










BELAY Hybrid Insulation Jacket Men




2017年12月3日日曜日

人生初の人間ドック

だれも興味がないかもしれないですが、最近腎臓付近に違和感があるので人生初の人間ドックを受けてみました
















受けてみたわかったこと。

人間ドックは健康診断に比べると検査の項目が多い。
健康診断では軽度な所見しかなかったが人間ドックになって要経過観察・生活改善の項目がポロポロと出てきた。


運動はしっかりしているのですが、やはり夜遅くに食事をすることが原因のような気がします。









■心電図

J波を伴うST上昇
I度房室ブロック

https://www.kango-roo.com/sn/k/view/2019

経過観察ようだが特には心配なさそう。


■腹部超音波

腎嚢胞(じんのうほう)

腎臓にできる球状の袋のことで、中に液体を貯留しています。多くの腎嚢胞は、症状もなく健康に無害とのこと。

最近下腹部がなんとなく張るのでと行って近所のクリニックに行ったら少しだけおちんちんの横を触られて「脱腸かもしれないけどよくわからないから様子見といて」と言われただけだった。

CTとかみてくれれば良いけど、近所のクリニックほどあてにならないものはないなと思った。

気になるので今回人間ドックを初めて受けたけどなんとなく原因がはっきりしてよかった。


腎石灰化

腎実質に、カルシウムが沈着した状態です。炎症性など様々な原因で石灰化がみられます。そのほとんどは良性所見であり、放置しても差し支えありません。

仕事帰りにジムに寄って家に帰って夜遅くにナッツや牛乳プロテインを飲むのはよくなさそうだ、、

https://allabout.co.jp/gm/gc/388297/

寝る前の食事はガンの原因にもなるし控えよう。

甲状腺 TSH

TSHの値が基準値から外れているので念のため3ヶ月後に近医内科もしくは内分泌内科で経過観察をお受けください。

とあるTSHの値が基準値から外れると甲状腺疾患が疑われるとのこと。

空腹時血糖値

空腹時血糖の基準値は70~109mg/dlだが私の場合は106でB判定
やはり食生活は見直した方が良さそう。


ちなみにこちらが通常の健康診断

心電図にわずかな所見を認めますが心配ありません。

とだけ書かれてます。





https://matome.naver.jp/odai/2149088128557412401

通常の健康診断では問題ないのですがやはり人間ドックは定期的に受けた方がいいですね。
5万しますのでかなりお高いですけど、色々と健康に役立つ情報が得られると思います。

2017/12/03 第9回岩トレ 不動岩 



不動岩の紅葉もだいぶ 終わりが近づいて来た気がします。
朝の気温は5度でしたが日当たりも良く 全く寒さを感じませんでした。

日焼けがヒリヒリ痛いです。


今日は4回(8ピッチ)登りました。

凹角からそのまま上を✖️2
左のほうのスラブ✖️1
凹角からスラブにトラバースして上✖️1

ってとこです。

下半分 はだいぶ安定してアイゼンを決められるようになって ほとんどアイゼンが岩を削る音を立てずにいけるようになったのですが、凹角から上はまだまだ全然登るのに難儀しますねぇ。。

体が岩に張り付いてしまって腕をバンザイしてしまい伸びきってしまう癖や壁に張り付いてしまう癖は先週のフォーム改造の反復練習もあってだいぶ抜けて来ました。

雪山シーズンを迎えるにあたり今日は 不動岩のマルチピッチのゲレンデもアイゼン練習が多くなって来ました。

ただにわかのアイゼンの人たちが練習してもアイゼンの爪が岩に決まってなくて岩を滑って削れる音がそこら中で鳴り響いてました。

全然進まない。
遅いなぁ。。

あんまり登り方を意識せず 漠然とした感じの練習に見えました。
習い事はなんでもそうですがテーマのない練習ほど無駄なもんはないですね。

テーマを与えたり気づかせるのも上司の大切な役割ですが人材育成は難しい。
と最近どうも ビジネスマン的発想になってしまう。

■今日の教訓
 ・凹角を抜けるところと上部のスラブは相変わらず手間取る。
 ・師匠含めて上手な人はバランスとリズムでさっさと抜けているようだ。
 ・ガバがほとんどなく3点支持できずに怖さが先に来て張り付いて足場が見えないという悪循環に陥ってしまう。
 ・テラスでのビレイの際に前でザイルを折り返して整理するが
  絡まってスムーズに出ないことが多い。
  いつのまにか上下が変わっている。もっと丁寧に折り返した方が良さそう。
 ・あと安全に対しての気持ちが薄いグループもあると指摘されてました。
   師匠が教えたお弟子さんには懸垂の時のプルージックの位置について
  直接注意されましたが他のグループについては直接言うと角が立つので
  ダメなところはこっそり教えてくれるので反面教師になる。
  そういうのは言われないと気づかない。