2018年4月29日日曜日

2018/04/29 第26回 不動岩 リード練習

今日は朝から気温17度

道場は新緑が美しくもう初夏が来た感じです。

本来は白馬主稜に行く予定だったのですがあまりに暑くて雪がコンディションが悪くて中止

昨年雪渓で雪崩があり1名亡くなっていることもあり、この暑さなら朝から気温が高く昼過ぎに雪渓を降りる段階では雪崩に合いに行くようなもんだから適正な判断でした。

時として厳冬期に逆戻り、ただでさえ、濡れのリスクも高く、ぐずついた雪は歩きにくく、夜には凍ってがちがちに‥。

勢い、装備は多くなるし、対処すべき事態の準備も多岐にわたる。

ブロック雪崩、落石、リスクは雪のそれとあまり違いはないにもかかわらず、冬を避けていた人々が繰り出す高山では、ひやひやする光景もしばしばみる。

数年前にも低体温症で亡くなられた方もいた。

知らないとは怖いものだ。。

さて今日は不動東陵でリードの練習。2ピッチ✖️5


前回は百丈でリードだったのですが不動の方が高度感はありますね。
普段セカンドで登っているのとまた緊張感がだいぶ違います。


登るのはバランスとリズムが大事で腕に力がかかっている状態になるのは基本的に何か間違っているしそのまま先に進むと2点支持になって恐ろしいことになってしまう。
ゆっくりでもいいので足の位置や体の位置をオセロのように考えてもっとも楽な方法で登ることを心がける。


塾長も自分も不動に来たのは2ヶ月ぶりくらいですが残置の流動分散のシュリンゲが取られてました。



なので自分のシュリンゲで流動分散とるか、
二本のボルトを接続してバックアップにするか
のどちらかの方法でビレーする。

しかし残置がないと懸垂下降の際に不便だ。
百丈もそうですが、一体誰が取って行くんやろ、、



ハンターノット
この結びは小さくて懸垂するときに便利。

そのうち習得しよう

2018年4月20日金曜日

2018/04/20(金) 第25回 金比羅山 Y懸



実家から1時間とかからないのに実は初めてきた大原
日本の里山を絵に描いたような感じです。



水が張られた田んぼに蛙がゲコゲコと鳴いていた。
そういえばハーブ研究家のベニシアさんや瀬戸内寂聴さんもこの辺に住んでるんだとか、



寂光院から江文神社に行くまでが結構遠いが景色も綺麗だし普通の家の壁にCAMPのカラビナがかかっていたりとか飽きなかった。





なんせ塾長も金比羅山は40年ぶりくらいにきたのでだいぶと記憶が薄く取り付きまで結構なあ藪歩きをしてしまった。
結構な急登で来週の白馬主稜のいいトレーニングになったかも。



頂上でパスタをいただく。
10分茹でが必要なので結構コシのある美味しいパスタを準備しました。
お腹いっぱいで登るための気分が少し抑えられてしまいそうになりましたがせっかくここまできたのだから頑張る。

桜は終わってどんどん季節は進んで行ってます。
新緑が美しい季節になってきました。


馬酔木に

珍しい色のツツジ


シャクナゲ


朱色のツツジ



そして舌をペロペロさせた蛇




決して難しいわけではないのですが不動や百丈とはまた趣が違って京都の美しい里山を見ながらのクライミング

最高に気持ちよかった。



百丈と違って岩は安定している。

ルートには木がたくさんあってボルトが少ない。
なのでこんな感じで木にランニングを取って行く。

あとから別のパーティの方に聞くと今日はY懸を登っていたようだ。
京都の山岳会の人たちだったが塾長とは不動であったことがあって金比羅山について色々と教えてもらった。
次回は北壁に登りたい。



このHの文字のあたりから沢沿いに上がればY懸に行けるようだ。
次回からは迷わないように


江文神社にある注意喚起

テント禁止だそうです。
昭和51年に設置された看板で
これは塾長が大暴れした後につけられたんじゃないの?

と冗談言いながら帰宅の途につきましたとさ、


2018年4月1日日曜日

2018/03/31 和歌山サイクリング

今日は和歌山出身の会社の同僚の企画で久々にポタリングを楽しみました。



野上鉄道の廃線跡を走るコース
http://www.hotetu.net/haisen/Kansai/100929nogamidentetu.html


桃源郷、喜志駅の三毛猫、ジェラート、松下幸之助生誕の地、紀州東照宮、日本三大天満宮(北野、大宰府ともう一つは和歌山だそうです)、亀池公園、黒江の黒牛という酒蔵、妹背山、そして最後に和歌山のソウルフードグリーンコーナーに行けて大満足でした。




2018/04/08 音羽山から又兵衛桜



今日は奈良の又兵衛桜を見に

普段の週末は岩場でロープにぶら下がってるんですけど今週は緊張感なく地に足つけて歩いてました。



下居バス停からかわいらしい尼寺の観音寺、音羽山、そして大宇陀の又兵衛桜
尼寺らしくとても看板が可愛らしかった。




途中に雪が降ったりしてかなり寒かったけど降りる頃には晴れてきてとても大きな又兵衛桜が迎えてくれました。




半分くらい花が散った後なのにすごい大きな桜

大宇陀の又兵衛桜って言います。

大坂夏の陣の後藤又兵衛が生き延びたところに植えた桜という伝説があるそうです。
大河ドラマの真田丸で哀川翔が演じてました。

今年の桜もこれで見納めかなぁ

でも月曜日からは文字通りブルーマンデー
仕事の難題が待ち構えておる。





◆計画

8:00 桜井駅集合
8:12 桜井駅 南口1番 談山神社行 
8:25 下居バス停

音羽観音から山頂経由で宇陀の本郷へ

音羽観音の上の展望所にて畝傍山、二上山、葛城山、金剛山が見渡せる。

音羽山山頂から東側に降りて行きます。「宇陀市本郷」の看板があり。
余り人が通らないとこのようで、軽い藪漕ぎルート。


4時間半程度で600mくらいのアップダウンです。

帰り
大宇陀バス停

  • [line]
    [bus]奈良交通・2系統(天満台東三丁目−大宇陀)・天満台東三丁目行
  • 注記このバス会社の最新情報は準備中
  • 11駅
430円
  • 15:54着
  • 15:56発
[train]
榛原駅/奈良交通
 



◆コース案内
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1106084.html

◆又兵衛桜について
https://hanami.walkerplus.com/detail/ar0729e60449/

後藤又兵衛は真田丸で哀川翔が演じてた武将です。

2018/04/01 第24回 百丈岩 東陵 リード練習 桜まつり





先月までは手をかじかみながら氷柱のなか鐙をしてたのに
気温11度 、昼16度
道場にも春が来ました。



武庫川の堰堤も桜が満開

なので千刈ダムのさくら祭りに行ってみた



千苅ダムで開催されるお花見シーズンの間だけ解放される広場で行われる超穴場のお花見スポットです。




普段車で行ける浮動岩の麓も通行止め



練習前に10km以上歩いてしまい練習に15分ほど遅刻してしまった。




今日は労山のレスキューに関して近畿ブロック大会があるのでものすごい人が多かった。

ついたらまずは八ヶ岳の遭難の話

http://news.livedoor.com/article/detail/14483915/


大山に行った時に隣で訓練していた大阪の山岳会のメンバーの顔見知りの方が実際に遭難にあって亡くなられていたので塾長もかなりショックを受けられてました。

「先に行くならトレース付けといてなぁ」

という冗談の掛け合いが最後の会話に

私も横で聞いていたのですが、あの時にいたメンバーが亡くなられているとはショックでした。

300mも滑落してその後雪崩に巻き込まれるとはどれだけ怖かったか。

事故の原因はまだ分かりませんが当初マスコミが報道するような1つのザイルに7人も繋がっていたというのと実際はちがうようです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180331-OYT1T50030.html

塾長の話では登っているのだから落ちるのは起こりえる。
いかにセルフビレーで確保しているかというのが重要。

事故がおきたのは朝の8時半くらい。
まだまだ時間があるのにスタカットで行ってなかったのか、、

と悔やまれてました。

塾長は早く行けとは言ったことがない。
確実に行けと言うしよっぽど安全を確保できないところ以外はコンテはしない。

人が確保しながら行っているのを嘲笑しているような態度で「なんでこんなところで確保しているんだろう?」みたいなことをいう人たまにを見かける。
アルパインではワンストライクアウトなのだから今後も自分はもっとも安全な方法で素早く行動したい。
それができる人が本当のアルピニストだと思う。


今日からようやくリードしていいよというお許しが出たので東陵で2本リードしました。
初めてクレッターシューズで登ったがアイゼンや登山靴で登っていたのでこの滑らなさ楽チンだった。
人を引き上げるのはかなり大変。

しばらくは3級、4級くらいをクレッターシューズで繰り返し登ってザイルワークも覚えて安定したら不動、そして登山靴、アイゼンで練習しよう。

とのことで夏の本チャンに向けてもっと精進せねば