2018年6月24日日曜日

2018/06/24 生駒山 OMM Lite練習

トレランのレースに向けて生駒山を縦走



遅刻や地震の影響か土砂崩れがあったので色々遠回りしたが24km走ってゴール


雨上がりで蒸し暑かったがその分アジサイがとても綺麗でした

普段見逃していた生駒山の風景も生駒出身の友人の解説で楽しく回れました

石切神社の名の通り石切場が多く大阪城の石切場だったりとか漢方薬を粉にするための水車が有ったりとかなかなか生駒山を満喫出来ました


実は生駒山の山頂はこの乗り物の中にありました。
トリビアですね。


あとタマムシも何年かぶりに見ました
死んだふりしてました

2018年6月18日月曜日

2018/06/16−17 第33回 金毘羅山 Y懸、北壁、船

今週は明神五峰にいく予定でしたが梅雨の晴れ間もちょっとパワー不足。
あと一歩前線が早く下がれば良いんですけどね

土曜日は回復なんですけど雨上がりは重太郎新道辺りの落石が怖いし、、

以前梅雨明けの日ににアルプスに行って天気は晴れなんですが槍に行こうとして滝谷で沢が氾濫してて新穂高ロープウェー乗り場まで引き返し、翌日前穂高岳を1日でピストンしたら重太郎新道で20m自分の前に30cmくらいの落石が通り過ぎて恐ろしかった記憶がある。



てことで京都大原の金毘羅山にて2日間クライミング三昧



天気にも恵まれて色々勉強できた2日間でした。
大原らしく柴漬け用の紫蘇がたくさん生産されてました。



初日はY懸にてハーケンを打ちながら登る練習。

ハーケンをほとんど触ったことがないという相方さんがリードしながらハーケンを打つ練習をして私が回収していく役割となりました。

金毘羅山は木がたくさんあるエリアなのでボルトやハーケンは少ないので、ランニングは基本的には木で作ればいいのですがあえて練習のためにハーケンを打ちながら進んでました。

最初慣れないので適当なリスが見つけられてなかったのですが徐々に慣れてきて最後は気持ち良いハーケンが鳴く音が谷に響いてました。

土曜日でクライマーがたくさんいましたが、ハーケンを打つのを見てそのカナヅチどうするんですか?とかそんな高尚なもんはやったことがないとか、最近全然ハーケンなんかやってないとか言う意見ばかりでした。
世の中あまり何も気にせずに残置のハーケンをかけていっているのが実情のようです。

やはり普段からハーケンをうって目を養っておく必要があるとのことでハーケンを打てて初めて一人前とのことを言われました。


もしビレーポイントで木もボルトも無ければハーケンで支点を作りセルフビレーを取っている。

普段は対物でビレーを指導されているが、もしハーケンが頼り無ければボディビレーにしてハーケンはセルフ用にするなど臨機応変に切り替える。





プロハスカという方法での流動分散の構築


パッキングの方法のレクチャー
雨蓋に入れすぎるとバランスを崩しやすい。
背中にマットを入れて横にバランスよく広げるイメージでパッキングしていくと細身のリュックになる。

などなど色々とコツがあるようです。

ライザップのように卵型のリュックがとても薄くて体にフィットするような形に変わりました。

こういうのは我流ではなく一度教えてもらってその後その方法を意識しながらやることで上達するそうです。




リングボルトの打ち方。
相方さんが打ちました。
それほど難しくないところですが記念に終了点作って3mくらいの間で遊んでマルチピッチで遊んでみたりと、茶目っ気のある相方さんです。




その後Y懸の尾根から寂光院経由で歩荷の練習。



新緑の寂光院も綺麗そう。

2日目は船からY懸の頭にいくコースなどフリーのコースでアルパインをやってました。
荷物背負って登山靴でいくには厳しいコースでした。



相方さんは普段からジムでフリーをされているようで身のこなしがさすがと行った感じでした。

久々にフリーをやりましたが、湿った岩場で2点かつ登山靴という状態はかなり怖いものがありました。

アルパインでトップが落ちた時点でクライミングは中止してレスキューに入る必要があるため絶対に落ちるようなクライミングをしてはならない。

アルパインで2点支持や一か八かのムーブを取ることがあってはならない。

アルパインとフリーの登り方の違いを踏まえた上でたまにフリークライミングをやるのは息抜き程度にちょうどいいかな。

金比羅山も広くて結構たくさんのコースがあるようだ。
また今後も色々回ってみたい。







2日目はフリーのコースをいくつか回って早めに帰る。
ここ1年くらい前に江文神社の手前の御宅で車を預かってくれるようになったそうだ。
他のクライマーに聞いたところご自宅に居られないときは500円をポストに入れて帰ればいいらしい。


帰りは大原で有名な卵かけご飯を食べて帰る。



有精卵の卵がとても美味しかった。




ご飯がなくなるかどうかのところで最後の1組となりお相伴いただけた。
ラッキーでした。


2018年6月10日日曜日

2018/06/08 第32回 駒形 ロングルート2 右ショート4




今日は百丈で明神岳五峰を想定した繰り返し練習の予定でしたが雨のためあぶみの練習

とても蒸し暑く蚊やハチとの格闘しながら右ショート4(うちリード1)、真ん中ロング2(うちリード1)




ロングは初めての登攀でしたがなんとか初回でいくことができました。
フリーの言葉ではフラッシュとでも言うでしょうか、、

ただし塾長のアドバイスがあったからこそで途中で最上段に登ってヌンチャクをかけないと行けない時も体が固くてフィフィを付けた状態で3段目に上がれなかったがその場合はカラビナをヌンチャクに置き換えて体とフィフィとの間の空間を使うことなど色々と工夫することで登ることが可能になった。
どんなものでも利用してなんとしてでも登りきろうと言う意思と工夫がないと一緒に登ろうという気にはならないとのことでこれからも色々経験を積んで発想力を膨らませるようにしたい。



あとリードする際にはセカンドがあぶみをかけやすいようにヌンチャクの幅広い方を下にして上がると親切だったりとかあぶみならではの工夫を教えてもらう。

アイゼンもそうだがあぶみも普段から練習やってないと急にはできない。





あとは明神に向けてのハーケンの打ち方をもう一度復習。

手差しで半分くらい刺さればいい感じの大きさのリス
顎をかけてちょうど止まるくらいの刺し方がもっとも適当。

一番いい感じではまっていくときは谷にかーんかーんという気持ちいい音が響き渡りハーケンが歌うという状態になる。

この状態で打てると安心してハーケンを使える。

相方がこの音を日本酒を注ぐ時のトクトクという気持ちいい音に聞こえると言ってあちらこちらでいいリスを探していたのでさすがやと思った。




駒形で少し探せば見つかる腐って落ちたハーケン
例えば不動のテラス右から上がる凹角のハーケンもこれに近い状態に考えられる。

なので本当はあそこはボルトにでも変えるかしないと誰か落ちるとまずい。

自分たちは基本的に危ないことをやってる・・・という自覚を再認識すべきかなと思います。
謙虚にどんな岩場でも、ハンマーを持参してハーケンのチェックをしながら登攀する、または岩がしっかり効いてるかなど、実際にハンマーで岩をたたいて確認する・・・

これからはそんなクライミングをやっていこうと思います。

基本に帰ることが大事ですね。

と塾長の言葉


あとは来週のためにテントのチェック


そしてドーナツをみんなで食べて帰りました。



2018年6月2日土曜日

2018/06/02 第31回 百丈東陵 下部1 東陵2 中央ルンゼ2

今週は梅雨に入る前の最後の快晴とテレビで言ってましたがまさにそれ通り五月晴れ。
気温も30度近くになりました。

今日は前回行けなかった下部岩壁1、中央ルンゼ2と東陵2をすべてリードでやりました。

合計ファイト10ピッチ。

暑くて結構疲れましたですがなんかやりきった感があります。


櫓にはたくさんレスキューの技術指導をされている方がおられました。
今日は知った顔のメンバーばかりが百丈に集まっていて人もそれほど多く無く楽しい1日でした。

下部岩壁は初めて登ったが練習にはちょうどいい感じの傾斜でそれほど難しくはなかった。
中央ルンゼ自体も逆層にだいぶ慣れてきて百丈なら今後はずっと登山靴でいいよと言われました。
最近はクレッターシューズで登るより登山靴で登る方が登りやすいというように感じてきた。





東陵の右側のコースは初めて登ったがピンがほとんどなく木でランニングを取るようにしないと行けなかった。
本チャンに行っても積極的に木を使って終了点も岩を使って色々と応用を効かせながら行く必要がある。



あとビレーは力を入れてやるような方法を1日やり続けると結構疲労が蓄積するのでいかに楽してやるかを考えてやらないとバテてしまう。

Vの字で下から引いて
座れるなら座ってやっても構わない



最後の東陵では隣の尾根から男女で大声で喧嘩しているのが聞こえてきた。

男性のリーダーが言っていることが女性には理解できずにどちらもイライラして最後は怒鳴りあいに近く、結局は最後は女性が押している感じで男の方がタジタジだった。

聞いてたなかなか面白かったけど、岩仙人曰くあれはリーダーの男の方が悪いかなぁ。

指示をするのであればそれが確実に伝わるような表現力を身につけないとあかんやろなぁ
とのこと

逆に女性側はあれくらいの強さがあった方が何をしたいのかわかりやすいため岩登りには向いているらしい。逆に何も言わずに突然突拍子も無い行動に出る方が怖い。

クライミングにしても私生活や仕事にしても萎縮して何も言えない雰囲気より自分の思ったことをそのまま表に出して言える雰囲気をださないとあかんなと思った次第です。