2018年6月18日月曜日

2018/06/16−17 第33回 金毘羅山 Y懸、北壁、船

今週は明神五峰にいく予定でしたが梅雨の晴れ間もちょっとパワー不足。
あと一歩前線が早く下がれば良いんですけどね

土曜日は回復なんですけど雨上がりは重太郎新道辺りの落石が怖いし、、

以前梅雨明けの日ににアルプスに行って天気は晴れなんですが槍に行こうとして滝谷で沢が氾濫してて新穂高ロープウェー乗り場まで引き返し、翌日前穂高岳を1日でピストンしたら重太郎新道で20m自分の前に30cmくらいの落石が通り過ぎて恐ろしかった記憶がある。



てことで京都大原の金毘羅山にて2日間クライミング三昧



天気にも恵まれて色々勉強できた2日間でした。
大原らしく柴漬け用の紫蘇がたくさん生産されてました。



初日はY懸にてハーケンを打ちながら登る練習。

ハーケンをほとんど触ったことがないという相方さんがリードしながらハーケンを打つ練習をして私が回収していく役割となりました。

金毘羅山は木がたくさんあるエリアなのでボルトやハーケンは少ないので、ランニングは基本的には木で作ればいいのですがあえて練習のためにハーケンを打ちながら進んでました。

最初慣れないので適当なリスが見つけられてなかったのですが徐々に慣れてきて最後は気持ち良いハーケンが鳴く音が谷に響いてました。

土曜日でクライマーがたくさんいましたが、ハーケンを打つのを見てそのカナヅチどうするんですか?とかそんな高尚なもんはやったことがないとか、最近全然ハーケンなんかやってないとか言う意見ばかりでした。
世の中あまり何も気にせずに残置のハーケンをかけていっているのが実情のようです。

やはり普段からハーケンをうって目を養っておく必要があるとのことでハーケンを打てて初めて一人前とのことを言われました。


もしビレーポイントで木もボルトも無ければハーケンで支点を作りセルフビレーを取っている。

普段は対物でビレーを指導されているが、もしハーケンが頼り無ければボディビレーにしてハーケンはセルフ用にするなど臨機応変に切り替える。





プロハスカという方法での流動分散の構築


パッキングの方法のレクチャー
雨蓋に入れすぎるとバランスを崩しやすい。
背中にマットを入れて横にバランスよく広げるイメージでパッキングしていくと細身のリュックになる。

などなど色々とコツがあるようです。

ライザップのように卵型のリュックがとても薄くて体にフィットするような形に変わりました。

こういうのは我流ではなく一度教えてもらってその後その方法を意識しながらやることで上達するそうです。




リングボルトの打ち方。
相方さんが打ちました。
それほど難しくないところですが記念に終了点作って3mくらいの間で遊んでマルチピッチで遊んでみたりと、茶目っ気のある相方さんです。




その後Y懸の尾根から寂光院経由で歩荷の練習。



新緑の寂光院も綺麗そう。

2日目は船からY懸の頭にいくコースなどフリーのコースでアルパインをやってました。
荷物背負って登山靴でいくには厳しいコースでした。



相方さんは普段からジムでフリーをされているようで身のこなしがさすがと行った感じでした。

久々にフリーをやりましたが、湿った岩場で2点かつ登山靴という状態はかなり怖いものがありました。

アルパインでトップが落ちた時点でクライミングは中止してレスキューに入る必要があるため絶対に落ちるようなクライミングをしてはならない。

アルパインで2点支持や一か八かのムーブを取ることがあってはならない。

アルパインとフリーの登り方の違いを踏まえた上でたまにフリークライミングをやるのは息抜き程度にちょうどいいかな。

金比羅山も広くて結構たくさんのコースがあるようだ。
また今後も色々回ってみたい。







2日目はフリーのコースをいくつか回って早めに帰る。
ここ1年くらい前に江文神社の手前の御宅で車を預かってくれるようになったそうだ。
他のクライマーに聞いたところご自宅に居られないときは500円をポストに入れて帰ればいいらしい。


帰りは大原で有名な卵かけご飯を食べて帰る。



有精卵の卵がとても美味しかった。




ご飯がなくなるかどうかのところで最後の1組となりお相伴いただけた。
ラッキーでした。


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