
朝はすごい霧でした。
最近の寒波ほどではなかったけどひんやり
朝は1度、昼は5度くらい

道場には人が多かったものの百丈には我々以外誰もいなかった。
みんな不動か烏帽子に行っているようです。
ギャラリーが居ないところで自分たちだけで黙々とやるのがのがアルパイン
と塾長のお言葉
先週の不動はフリーの2人組がギャーギャー耳障りだったが今日は静かに登れました。

今日は正面ダイレクトルート

塾長がリボルトされたコースです。
落ちたハーケンが転がってました。
こんなにサビサビになってるんですね。
リボルトしていただいたおかげで安心して登れます。

取り付き付近のペツェル
誰が打ったのかわからないけどクライマーが落ちる方向にビレーヤーが居ることになり危険なのでこれは使わずに木の根っこにてセルフビレーをとる。

ボディビレーではなく対物ビレーで
木の根っこの場合はこのような感じ

合計3ピッチ
1ピッチのフォローでのクライミング前
麓から撮影
あぶみなのでヌンチャクの数がむちゃくちゃ多い。
しかしえらいところ登って行きますね。
2ピッチの終了地点
ものすごい高度感でした。

ビレーポイントでは塾長が色々と教えてくれる。
セルフもバックアップをいくつもとってくれてもっとも安全な方法をとる。
まだまだひよっこの自分でも安心して登らせてもらえる。
リュックや食事用のコンビニ袋もすべてセルフビレーすること。
3ピッチ目はだいぶハングしてました。
ここにあぶみをかけて乗り越すのはかなり勇気が入ります。
塾長が最近かけてくれた新しいボルトなので安心して登れます。
しかしここをファーストであぶみで登っていく塾長はすごいの一言です。
毎度のことですが「すごい」以外の言葉が浮かびません。

最後の方は気絶しそうなくらい高くて我に返ると力が抜けて精神的にしんどかったけど登り切った後は感無量でした。
今日はファイト千発!くらいふんばった。
山の神さまありがとうございました。

KONGのフィフィがそこそこ重たくてかけやすいとのこと。
次買う時はこれ買おう。
◆今日の教訓
山には感謝
山にはかならず所有者が居てそこを使わせてもらっていることを忘れずに
クライマーは品格や人間力が大事やなぁと思った次第でした。
◆塾長のお言葉
やまびこの家の玄関先にやぐらがあります。
その右に5m程の岩があります。みんなレスキューで使っていますが、以前に比べて電気ドリルで開けたペツルのピンが増えていますし、また前までなかった大きなチェーンがぶら下がっています。
山は誰かが所有されています。特に庭先にあたります。
誰だって自分の敷地の中で騒いだり、庭石みたいなところにドリルで穴を開けられたりしたらいい気持ちはしない。
もともとは、やまびこの先代のおじいさんが練習するために、遠くの山へ行っても怪我しないように練習する場所として開放してくれたもの。
いつも「怪我したらアカンでー」「怪我しいなーやー」といって塾長が若いときかわいがってもらっていたとのこと
そんなおじいさんの気持ちを組んで今もやまびこの見守っていててくれています。そんな気持ちを踏みにじってはいけません。練習するにも、講習するにも一言の挨拶もだいじかなーと思います。
例えば、烏帽子でもやはり山の持ち主はいます。富士チタンの会社の前の大西商店さんです。
50年近くほとんど毎週のように通い続けた岩場ですが、あちこちペツェルが打たれていまは下から眺めるだけで、気が狂いそうになります。
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