2019年8月24日土曜日

2019/08/17−18 木曽駒ケ岳 桂小場から将棊頭山経由木曽駒ケ岳へ

台風のため後立山から急に予定変更をして桂小場からの木曽駒ケ岳方面へ



土砂崩れという看板に騙されて1時間ほどアスファルトの上を歩くことにしましたが土砂崩れは一切なく桂小場の登山口に着いた。



桂小場から木曽駒ケ岳に行くのは昭和42年にロープウェイができる前のメインの登山道で木曽駒や宝剣を見ながら歩けるクラシックルートになります

駐車場に止まっている車のナンバーもほとんどが地元のナンバーですれ違う人も近所に住んどだけど最近登山を始めて近所にこんなに良い山があるのを知った年配の方とかロープウェイからやって来る行儀の悪い登山客とは全く違う登山者ばかりでした。



途中にある西駒山荘は新田次郎の小説の「聖職の碑」の舞台となった大量遭難の後に地元の人によって作られた石室がそのまままで残っていて大正の頃の山小屋の写真や薪ストーブが炊かれておりとてもいい山小屋でした







将棊頭山(しょうぎかしらやま)から木曽駒ケ岳に向かう岩稜帯は馬の背と呼ばれここが大量遭難により多くの若者の命が失われた場所となり今でも鎮魂碑が建てられている



土砂崩れの誤報?でスタートが遅れたせいもあり15時くらいに稜線を歩かないといけなくなった
この時間帯の稜線は雲がどんどんかかってきて気持ち悪い
帰りの稜線歩きは早朝だったので雲海を下に見ながら涼しい中を快適に歩くことが出来た



帰る時には通行止めの看板も撤去されており10台以上の車が停められていた。


歩いて帰ったおかげで車では見過ごしたであろう行者そばの発祥地の神社を発見

奈良時代にこの辺りで修行した行者が泊まったお礼にとそばの種を渡し広まったのが所以だそうだ



梅庵という十割蕎麦屋さんを発見
すごい行列で最後にギリギリで売り切れ前の行者そばを頂くことができた

30km近くの2000mアップダウンの厳しいコースでしたが最後に良いこともあって満足した山行だった。














Sスタート地点07:0108:12桂小場08:1509:26野田場09:2909:47横山道分岐09:4810:05白川分岐10:0510:31大樽小屋10:3311:13胸突八丁(信大コース分岐)11:1412:03津嶋神社12:0512:38胸突の頭12:3813:14水場13:2113:26西駒山荘13:3413:51遭難記念碑(聖職の碑)13:5114:09黒沢分岐14:0914:12濃ヶ池分岐14:1315:17馬ノ背分岐15:1715:31(木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
2日目
山行
6時間14分
休憩
1時間2分
合計
7時間16分
(木曽駒ヶ岳) 頂上山荘05:2305:43木曽駒ヶ岳05:5806:12馬ノ背分岐06:1307:07濃ヶ池分岐07:0707:32遭難記念碑(聖職の碑)07:3207:48将棊頭山08:0708:41胸突の頭08:4209:01津嶋神社09:0409:39胸突八丁(信大コース分岐)09:3909:49大樽小屋10:1110:28白川分岐10:2910:39横山道分岐10:3910:50野田場10:5311:55桂小場11:5512:42ゴール地点G

0 件のコメント:

コメントを投稿